自転車のプロとまちづくりがしたい!おきのえらぶ島でチャリおこし協力隊募集
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公開日:2021/11/12
終了日:2022/01/04

自転車のプロとまちづくりがしたい!おきのえらぶ島でチャリおこし協力隊募集

沖永良部(おきのえらぶ)島をご存知ですか?

九州南西部、奄美群島のひとつ、リーフ(サンゴ礁)で囲まれ、春には花が咲き誇る島。ここは、サイクリングを楽しむ場所としてもおすすめなんです。

勾配がゆるやかな島で、一番高い山でも246メートルと低標高。大海原を視界いっぱいに受け止めながら走っていると、サトウキビ畑や牛小屋、そしてシャイだけど喋りだすと止まらない島民との出会いなど、素朴な暮らしを堪能できるでしょう。また、日本では珍しい亜熱帯に属し、サンゴ礁の上にあることから、動植物など独特な生態系も見ていて飽きません。

そんな島にある和泊(わどまり)町ではこのたび、「自転車を活かしたまちづくり」を担う地域おこし協力隊を募集します。町民の健康増進、観光コンテンツの造成、さらには温室効果ガスの削減、目的は盛りだくさん!自転車愛なら負けないという方をお待ちしています。

自転車でまちづくり、その可能性と課題。

ある日、和泊町役場土木課で、今後の交通のあり方について議論が交わされました。

今の島の基幹道路は二車線、歩道はあったりなかったり。島民が高齢化していく中で、車は減り、バスを利用する歩行者も増えるだろう。危ないし、新たに歩道を敷かなければならない。しかし町中の道路だときりがない。そこで誰かが言った、自転車があるじゃないかと。

自転車の環境を充実させることは、町民の健康増進、新たな観光客の誘致、温室効果ガスの削減などにもつながる。それらを自転車活用で実現する「むぅるほうらしゃ(方言でみんなうれしい)プロジェクト」が始動。自転車で島を元気にしたい!自転車レーンなどのハードを整備するなら土木課にはお手のもの!だが、課内には「自転車のプロ」がいなかった…!

そう、出会いたいのは自転車のプロ。自転車店経営者、自転車アスリート、自転車で日本を一周した人、どなたでも大歓迎!自転車を活かしたまちづくりを描ける、知識・経験・技術を持つ人を迎え、土木課がハード、あなたがソフトの両輪で理想に向かって走りましょう!

課題は、島内のサイクリング事業者や愛好家から聞いただけでもすでに山積み状態です。

「道路を安全に走りたいですね」
「自転車ツアーを行えるガイドが少ない」
「島で買える自転車の選択肢と、整備士が必要です」
「場所を知らないと、トイレや休憩場所(日陰)探しが難しい」
「道路に側溝が多く、グレーチング(網状の蓋)が錆びたりして危ない」
「高校生にも興味を持ってほしいので、BMXで競技を楽しめる施設がほしい」
「ルート次第では商店や自動販売機が少なく水分補給ができずおすすめしづらい」
「瀬戸内海のしまなみ海道のようなサイクリングコースがあると観光客を呼べそう」

「ハイライトサイクリングツアー」のガイドを務める森岡さん

「ハイライトサイクリングツアー」のガイドを務める森岡さん

経営するホテルのロビーで、レンタサイクル「島のサイクルズ。」を営む町田さん。

経営するホテルのロビーで、レンタサイクル「島のサイクルズ。」を営む町田さん。

土木課と実現しよう、あなたが描く自転車の島。

募集担当、土木課係長の平山烈士さんに思いを語ってもらいました。

***

プロジェクト立ち上げにあたり、私も、平日の自転車通勤や、週末は子どもとのサイクリングが増えました。40歳を過ぎて走ることが簡単ではなくなりましたが、自転車なら気軽に取り組める。この魅力を多くの町民、そして島民のみなさんに伝えたいと思っています。

専用レーン設置のほか、自転車を軸にやりたいことはたくさんあります。日陰やトイレなどのある自転車の道の駅、自転車のおすすめルートマップの作成、年代や体力に合わせた町民向けサイクリングイベント、畑を使ったレース大会、BMX大会、などなどです。

新しい発想で島の人たちをワクワクさせる取り組みにいっしょに挑戦しましょう。「自転車なら任せろ」という方は、ぜひ「興味あり」を押してください!

土木課の地域おこし協力隊募集担当の平山さん

土木課の地域おこし協力隊募集担当の平山さん

未来の職場の土木課と、同僚となる職員のみなさん。

未来の職場の土木課と、同僚となる職員のみなさん。

応募要件

(1)条件不利地域(過疎法、山村振興法、離島振興法等の指定地域)を除く都市地域等から生活拠点を和泊町内に移すとともに和泊町に住民票を異動できる方。
(2) 地方公務員法第16条に規定する職員の欠格条項に該当しない方
(3) 原則、20歳以上の方
(4) 心身ともに健康で、誠実に職務を行うことができる方
(5) 普通自動車運転免許を有している方
(6) パソコン(Word・Excel、SNS等)の操作ができる方
(7) 協調性がありコミュニケーション能力が高い方
(8) 協力隊任期終了後、和泊町に定住する意志のある方
(9)日頃から自転車を愛好している方
※その他、自転車整備に取り組む意欲のある方

申請関係書類はこちらから↓↓↓↓↓
https://www.town.wadomari.lg.jp/doboku/kyouryokutai.html

和泊町(沖永良部島)の見晴らし

和泊町(沖永良部島)の見晴らし

イベント・ツアー内容

所要時間:

費用:

定員:1 人

集合場所:

解散場所:

スケジュール

募集締切:令和4年1月4日(火)*郵送必着

第1次選考:書類審査 1月中旬予定
※応募書類をもとに書類選考を行います。選考結果は応募者全員に文書で通知します。

第2次選考:オンライン面接(第1次選考合格者のみ) 2月上旬予定
※第1次選考合格者対象にオンライン面接を行います。
※日時等は第1次選考結果通知の際にお知らせします。

最終選考結果の通知 2月中旬から下旬 着任希望:令和4年4月
※第2次選考後、面接者に選考結果を文書で通知します。
※和泊町への住民票の移動は、必ず任用日以降に行ってください

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和泊町
鹿児島県和泊町企画課が紹介する和泊町ってこんなところ!

奄美群島の中のひとつで、鹿児島市から南へ552km、沖縄から北へ188Kmの北緯27度線上に浮かぶ周囲55.8km、面積93.8km2の隆起サンゴ礁の島沖永良部島に位置する人口6,246人の町です。年間平均気温22度という温暖な気候に恵まれ四季を通じて熱帯、亜熱帯の花々が咲き、エラブユリ、スプレー菊などの栽培も盛んです。
和泊町移住情報サイト http://www.kurasu-wadomari.info/
和泊町公式サイト http://www.town.wadomari.lg.jp/
おきのえらぶ島観光協会サイト http://www.okinoerabujima.info/

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私が住んでいる沖永良部島は、奄美群島の中のひとつで、鹿児島市から南へ552km、沖縄から北へ188Kmの北緯27度線上に浮かぶ周囲55.8km、面積93.8km2の隆起サンゴ礁の島でハブがいません。
人口は、和泊町、知名町の2町合わせて1万2千人あまり。年間平均気温22度という温暖な気候に恵まれ四季を通じて熱帯、亜熱帯の花々が咲き、エラブユリ、スプレー菊などの栽培も盛んです。大小300を超える洞窟があり「洞窟の聖地」と言われ、メディア等で紹介されることが増え、絶景を目指して国内外の旅行者が訪れるようになりました。

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