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日本三大秘境、椎葉村で、神楽の面作りを体験してみませんか?
日本三大秘境の一つ、宮崎県椎葉村。
平家落人伝説や源氏にまつわる歴史、山深くダイナミックな自然、その自然を生かした焼畑農業や狩猟文化、国の重要無形民俗文化財に指定された各地区の神楽、など、ここにしかない文化や、暮らしを作ってきたたくましい村人に出会える村です。
そんな椎葉村で、脈々と受け継がれてきた椎葉神楽に使われている面を作る伝統工芸士、古川三鶴亀(みつるき)さんのもとで、面作り体験をしてみませんか?
三鶴亀さんと椎葉神楽面
三鶴亀さんは、椎葉神楽を参拝した際に、神楽面を見て「作ってみたい!」と思い、我流で始めたそうです。その後、宮崎や熊本の能面師の先生から能面の技法を学び、神楽面に応用しながら制作を続けてきました。
椎葉にある神楽面の修復をしてみて、面のすばらしさや奥深さに気づいたという三鶴亀さん。能面づくりと同じ工程で作られており、古い能面に残っている宗教性や精神が椎葉神楽にも感じられるとのこと。
工程でわくわくするのは、「ノミで面打ちを始める時」。「こんな形になるかな、、と想像しながら、気合を入れて作る。最初に気合が入らなかったらダメ」だそうです。
難しいのは、色付けで肌の色を出すところ。顔彩や五色墨を使って、様子を見ながら丁寧に行います。最後の仕上げの毛描きも、失敗したら肌の色を全て落としてやり直しになるそうで、難しい部分だそうです。
現在、色塗り中の面
我流で作っていた時の面を持って話す三鶴亀さん
こんな方に来てほしい!
・地域でモノづくりをしたい人
・伝統工芸品に惹かれる人
・神楽が好きな人
・趣味を極めたい人
・秘境での暮らしに関心がある人
・三鶴亀さんに会ってみたい人
三鶴亀さんは、面作りに興味があり、自分でやりたいという気持ちがある人に来てほしいと願っています。神楽面づくりには様々な工程があり作るのにも時間がかかるため、器用にこしたことはないが、最後まで取り組める辛抱強さがある人がよいそうです。
三鶴亀さんは、3年前に宮崎県伝統工芸士の認定を受けました。「椎葉神楽が国の重要無形民俗文化財として指定されている背景があって、自分も認定を受けることができたと感じている。」とおっしゃる三鶴亀さん。生業でない工芸に認定が下りることが珍しいそうです。
「自分がわかることであれば、なんでも教えます。道具も使ってもらってかまいません。」と三鶴亀さん。
現在、椎葉村で神楽面づくりをしているのは、三鶴亀さんお一人。なんでも教えてもらえる環境というのは、伝統工芸の世界でもなかなかないかもしれません。
工程の一部
宮崎県伝統工芸士の古川三鶴亀さん
まずは椎葉に来てみませんか?
面白そう、と思った方へ二つの提案です。
① 「面づくりを実際に体験したい!」工房見学+体験(有料)
椎葉村に来て、滞在しながら面づくりワークショップに参加する。
気に入れば、数回にわたって来村していただき、自分だけのオリジナル面を完成させることも可能!椎葉の季節を感じながら、面づくりに没頭できます。
*工房体験以外の村内観光や滞在プログラムについても、相談の上でご提案可能です。
② 「神楽面づくりを継承したい!」継承を目的として、通いで習う
椎葉村あるいは近隣に住み、仕事をしながら、週末や休暇に古川さん宅へ通いながら、面づくりを習う。時間をかけて椎葉神楽の面づくりを継承していく。実際に椎葉の歴史を学び、暮らしの中で体験しながら、面づくりの技術を習得できます。
*移住をご検討の場合、椎葉村の住居や仕事に関する情報提供などのサポートも、相談の上で可能です。
まずは椎葉に、三鶴亀さんに、出会ってみませんか。
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古川三鶴亀さんの紹介動画(椎葉神楽面について)
https://www.youtube.com/watch?v=G1p6037D-z4
古川さんご夫妻の紹介記事
http://shiiba.jpn.org/2018/08/27/furukawasan/
椎葉村ローカルメディア ONLY ONE Shiiba
http://shiiba.jpn.org/
いろいろな種類の神楽面
三鶴亀さんの工房からの眺め~山々と上椎葉ダム~
2020年12月25日号
いよいよ年末になり寒さも厳しくなってきた椎葉村です。皆さん、いかがおすごしでしょうか?
この椎葉神楽面づくりプロジェクトについて、
2020年12月31日で募集がいったん終了となります。
ですが、関心のある方は、メッセージをいただけましたら、個別に対応できますので、ご検討くださいね。
現在、来村をご希望されている方々が、コロナのために来ることができないこと、とても残念に思っています。
年明けには、三鶴亀さんとのオンライン面談も検討していきますので、どうぞお気軽にお問合せくださいね。
*写真は、県立博物館2階の特別展示で飾られていた、椎葉に残っている神楽面たち。一口に面といっても、こんなに違うんだなと思います。別のコーナーには、三鶴亀さんのお面も並んでいました。
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2020年12月9日号
だいぶ久しぶりのレポートです。
皆さんお変わりありませんか?
少し遅くなってしまいましたが、11/14(土)に、宮崎県立総合博物館にて、三鶴亀さんが神楽面作りの解説と、実演をされました。
始まる前から席に座って待っている方や、三鶴亀さんのご家族もいらっしゃって、アットホームな雰囲気での実演でした。三鶴亀さんのお話を熱心に聞く人たちを見ながら、今椎葉に来たいけれど来れない、神楽面作りに興味があるけれど来れない、そんな皆さんのことを改めて考えました。
そして、三鶴亀さんも、お話の中で「継承者が欲しいです」と繰り返されていました。早くそんな方が来村できる日が来ますように!
**写真は、お客さんの前に立って、お面の説明をする三鶴亀さん。
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2020年7月28日号
\\\プレゼント企画!焼畑と椎葉の暮らしを伝える絵本「りんたろうといのちの種」を読んでみませんか?///
久しぶりに雨がやみ、強い日差しが戻ってきた椎葉村です。今年も村内では焼畑が行われますが、コロナのために皆さんに来ていただくことが難しい状況です。
そこで今回は、皆さんにもっと焼畑や椎葉のことを伝えたい!という思いで、椎葉に伝わる焼畑農業の絵本の紹介と、ご希望の皆さまにこの絵本をプレゼントしてしまおう、という企画です。
縄文時代の農業を色濃く残した焼畑農業。山を焼いて、4年ほど蕎麦や雑穀、大豆を栽培した後、休閑期を設け森林を再生させています。かつては全国各地で行われていましたが、現在では椎葉村に残っているのみ。
椎葉村の焼畑は、豊かな森林を作り、そこで生きる人や生き物の命を支えてきた、古くから伝わる循環型農法であり、究極の自然農法ともいわれています。焼畑が続いてきた背景には、山で生きていくための知恵と技術、そして村の人たちの自然に対する畏敬の念があります。
焼畑を、焼畑を続けてきた椎葉の暮らしを、もっと多くの人に知ってもらいたい!なんと、椎葉村は、そんな思いを絵本にしてしまいました。それが「りんたろうといのちの種」です。
あらすじだけご紹介すると、、、
父の故郷である椎葉村に越してきた少年、りんたろう。村内をめぐり、祖父の話を聞き、都会では見たこともないことをたくさん経験しながら、命について考えていきます。
読んでみたい!と思った、パソコンの前のあなた!
ぜひ下記を確認のうえ、ご応募ください。皆さんがいつか椎葉に来るきっかけになる絵本かも??
<<「りんたろうといのちの種」プレゼント 応募条件>>
・ご氏名とお送り先(ご住所、お電話番号)を、SMOUTメッセージでお知らせくださる方
・「りんたろうといのちの種」を読んだ後、感想を書いてくださる方(文字数は問いません!一文でもOK。こちらもSMOUTメッセージでOKです)。
・そして、なんだか椎葉村が気になるなあという方
*応募の方には、発送準備ができた時点でお知らせします。随時発送作業を行いますが、ご応募が多い場合は、少しお時間をいただくと思います。ご了承ください。
<写真は、焼畑と椎葉の暮らしを伝える絵本「りんたろうといのちの種」>
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日本三大秘境の一つ、椎葉村。広大な村の面積の96%が森林地帯であり、残りの斜面を家や田畑として利用してきた村の人々。山で生きる知恵と相互扶助の文化が暮らしに色濃く残る地域です。
10の地区からなり、それぞれ景観、言葉、人の性格などに特徴があり、合衆国のような村です。自然の恵みを生かしながら、暮らしと仕事を成り立たせてきた椎葉の人は、たくましく賢く、器が大きいです。
都会では感じにくい、「人に支えられていること」を日々実感できるのが、椎葉での暮らしです。
秘境で育つ子どもたちが好き。
遊びワークショップ、おもちゃの広場、親御さん向けの講座など企画実施しています。
#遊び広場ぽらん#おもちゃコンサルタント#足育アドバイザー#学習塾ブランチ
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