
過疎化が進む笠岡諸島の島で働く若者たち(ちょっとおじさん、おばさんもいます)を見に来ませんか?
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2022/12/08笠岡諸島の人口は、ここ数年の間で減少傾向が顕著になってきています。 無人島化が目前となっている現状、これらの島々には離島存続のために熱い想いを持って島に移住、通いで活動をしている方々がいます。 こういった方々や島出身の若者たちが本土からの通い(一番近い島は本土から約5分)で漁業や飲食・宿泊業、教育事業等で少しずつ島をを盛り上げています。
ある御高齢の漁師さんは、後継者がいれば船を譲ってもよいといわれています。 「人生をかけて漁をしてきた船を自分が死んで朽ちさせたくない。 3年間修業をして是非とも自分の船を活かして欲しい、自分の体が動くうちに後継者を育てたい」といわれています。 そこで、前述した島にかかわる若者たちと、島の未来について考えてくださる方が日本のどこかにいらっしゃるのではないかと思い、まずはこの素敵な島々を見ていただきたいと思い今回企画しました。
ありのままの自分でいられる島々を知ってほしい
私は京都から11年前に移住し、二年前まで笠岡市役所の観光コーディネーターを務め、ディープに笠岡の島々とかかわるようになりました。 現在は、船会社に所属し笠岡市の委託管理を受けて笠岡諸島交流センターの管理と島の活性化のお手伝いをする「島の寄合所」を立ち上げました。
島そのものや暮らす方々の魅力、島を盛り上げようとする熱く人としてシンプルに生きる人たちにたくさんのことを教えられ、この魅力あふれる笠岡諸島の島々を未来永劫残していくお手伝いをしたいと思い、まだまだ知名度の低いこの島々にまずは一度訪れてほしいと思い企画しました。


シンプルに、ヒトとして生活したいと考えている人に会いたい
〇こんな人に出会いたい! ・残業が当たり前になっている社会に違和感を感じている人 ・必要以上に便利さを求めるスピードについていけない人 ・心が通じ合わない人たちに囲まれて生きている人 ・見栄やプライドはいらない人 ・大自然の中で生かされたい人
〇この見学会でやってみたいこと ・心が通じ合う仲間を一人でも多く知り、暖かい空間を広げていきたい


参加していただくにあたってのお願いと確認事項
・コロナワクチンの3回以上の接種証明、顔写真付きの身分証明の提示(島には病院が 無く、高齢者が多いため) ・独善的な言動をされる方は参加できません(行程の途中でそのような場面があった 場合は、自費にて即時お帰りいただきます。)
・参加を希望される方は、応募時にできるだけ詳しいプロフィールと応募の動機を提出 していただきます。 ・参加者の決定は、プロフィール、応募の動機を拝見させていただき決定し、 参加を決定させていただいた方へのみ遅くとも年内にはお知らせさせていただきます。 ・見学会終了後、2週間以内にレポートの提出。 ※天候の急変や受け入れ先の都合により、行程の変更や見学会を延期、中止する場合が あります。


募集要項
2023/01/13 〜 2023/01/14
無料(自宅から集合場所までの往復交通費は自己負担)
岡山県笠岡市住吉港 笠岡諸島交流センター2階
・定員:10名 ・最小催行人数:1名 ・解散場所:集合場所と同じ ・スケジュール: 令和5年1月14日(土) 8:30 笠岡諸島交流センター2階集合 9:00 笠岡市 住吉港出港 9:40 大飛島着 9:50 島探索(恋人岬) 10:50 飛島学園着 理事長と懇談 11:30 飛島公民館にて昼食づくり体験 飛島の伝統料理 「きりこみ(島のうどん)」と蛸飯を島のお姉さん 達と作り試食、座談会、後片付け 13:30 六島へ 13:50 干しひじきづくり見学と湯がきたてのひじきの 試食、島のお姉さん達と懇談 14:40 真鍋島へ 15:00 「モトエカフェ」にておやつタイム 16年前に神戸から移住されたご夫婦の手作り カフェで、特製のコーヒーとチーズ ケーキを いただきながらご夫婦と懇談 16:30 高島へ 17:00 島の漁師が経営する宿「カーサタケダ」に チェックイン(基本2人/1室) ※タオル、最低限のアメニティ、館内着有 17:15頃の日没に合わせ、夕日が見える 展望風呂等、夕食まで自由時間 18:30 夕食 20:00 今日の振り返り、オーナーとの座談会 22:00 フリー
令和5年1月15日(日) 7:30 朝食、チェックアウト 8:30 海苔の刈り取り、牡蠣の収穫見学 (海苔は昨年度、農林水産大臣賞受賞) 10:00 神島外浦港へ 10:10 海苔の加工工場見学、出来立ての板海苔の試食 11:10 牡蠣小屋まー坊へ 牡蠣の試食、昼食 13:00 神島外浦港出港、住吉港へ 13:30 住吉港着 14:00 座談会開始 島の事業者の方々と笠岡諸島での 生活を語りあう 16:00 座談会終了、解散
笠岡諸島交流センター 島の寄合所
このプロジェクトの地域

笠岡市
人口 4.38万人

藤井重信が紹介する笠岡市ってこんなところ!
笠岡諸島は岡山県の南西端の笠岡市沖にあり、瀬戸内海国立公園内の中心に浮かび大小31の島々からなっています。その内の高島、白石島、北木島、真鍋島、大飛島、小飛島、六島の7島が有人島で、各島の人口は約500人から50人足らずまで、基幹産業も石材業から比較的若い漁師が多い漁業・観光業など、それぞれに特色がある島が連なっています。 便利さを求め続ける現代社会で、私たちが不便だと感じる島に住む方々は明るく、人情があり来島者を暖かく迎え入れてくださいます。 瀬戸内の多くの島々は橋で結ばれている中、橋を一切有さず純粋に「離島」の風土を残す笠岡諸島は、心安らぐのんびりとした空気に満ち溢れ、いつしか忘れ去られた大事なものが沢山残っています。