令和に住み継ぐ明治の古民家「土間を楽しむ家」入居者募集
募集終了
働く・住む
公開日:2023/01/16
終了日:2023/03/28

令和に住み継ぐ明治の古民家「土間を楽しむ家」入居者募集

※当記事は、note「三条で暮らす。」からの転載です。(R4.12.28投稿)
↓転載元
https://sanjo-city.note.jp/n/nd434eec40c0f

こんにちは。
三条市地域経営課のコミュニティ推進係です。

三条市では、空き家を「移住促進住宅」としてリノベーションし、空き家の利活用及び移住者の住まい確保を支援するプロジェクトを進めています。

▼前回の移住促進住宅記事はこちらから
https://smout.jp/plans/9654

ここにしかない古民家を借り上げ、下田地域の環境だからこそ実現できる暮らしの提案に向けて、これから改修工事を行うところです。

今回は、リノベーションのデザインと入居者募集情報をお届けします。

point
✓吹き抜けから見える構造が古民家を感じさせ、広い土間空間がある住宅にリノベーションします。
✓本物件は、市外から移住される世帯に向けて貸し出す移住促進住宅です。
 ・家賃40,000円(別途、管理費+敷金あり)
 ・入居可能予定日:令和5年4月~5月上旬
 ・入居者募集の締切:令和5年2月17日

1 コンセプト「土間を楽しむ」

移住促進住宅のリノベーションをデザインしたのは、インテリア・内装デザイナーであり、移住者でもある捧さんご夫婦(株式会社FFA)

(▽捧さんご夫婦の移住インタビュー記事は以下をご覧ください。)

https://sanjo-city.note.jp/n/n224f89e95d5d

古き良きものを活かしながら、現代の暮らしに合わせたデザインを提案していただきました。

<コンセプト>
令和に住み継ぐ明治の古民家「 土間を楽しむ 」

昔の家は、すごく広い。
放っておけば持て余してしまう、その広い家の一部を大きく土間に置き換える。
外でもなく、内でもない、新しい暮らしの場は、限定せず、自由で、住む人の暮らしに沿う場となる。
テーブルと椅子を置いてセカンドダイニング、作業場、子どもの遊び場、雪の季節の運動不足解消のための場、趣味の道具置き場など ....
下田地域の素晴らしい里山の風景の中で、ここでしかできない自分らしい暮らしを楽しんで欲しい。
そんな想いと、沢山の余白を残した家。

< 主な改修内容>
昭和の時代に改装された中途半端に古い西側の洋室、北西のキッチンを取り壊し、天井裏に隠れていた立派な梁を露出させ、より古民家を感じさせる吹き抜けの広い土間スペースを作る。土間には一部小上がりの床を残し、様々な使い方を想像できる作り。

そして、そのままでは現代の暮らしには中々使い勝手の悪い中央の15畳と10畳の続き間をメインの暮らしの場となるよう改修。キッチンを廊下部分に設置することで15畳をダイニングキッチンに。10畳間との間の襖は取り払い25畳のリビングダイニングとしても使える。この続き間は古い家には珍しく天気が良い日にはきちんと室内まで日が当たる、とても気持ちの良い部屋でもある。

サニタリースペースの位置も整理し、家事動線のコンパクト化、通常メインで使うであろう西側勝手口からの出入り動線の整理をした。

令和5年3月末完成を目指して、1月から工事に着手予定
日々の生活にアウトドアや農作を取り入れたり、思い思いの趣味を充実させるなど、広い土間がある家での暮らしを思い描いていただけると幸いです。

古民家ならではの趣やぬくもりがとても魅力的なものの、
新築の建物とは異なり、快適さや便利さに欠ける点もあります。

生活の動線はリノベーションで改善されますが、昔ながらの構造であるため、断熱性や気密性に劣ります。隙間風や冬の寒さ、虫が入ってくるなど…デメリットも把握した上でお申し込みください。

つきましては、物件の状態や、実際に下田地域で暮らすことを感じてもらうためにも、必ず事前に現地の確認をお願いします。
昔ながらの生活の不便さも楽しめる方に選んでいただきたい住宅です。

~次回予告~
先日、移住促進住宅のデザインについて捧さんご夫婦にインタビューを行いました。その様子は、また次回の投稿でお知らせします。

リノベーション前

リノベーション前

リノベーション後(予定)

リノベーション後(予定)

2 入居者募集

入居開始予定は令和5年4月~5月上旬です。
物件の所在地:三条市田屋

家賃等
・家賃  月額40,000円
・管理費 月額 4,000円
・敷金  2か月分(80,000円)

利用申し込み資格
▽申込資格は次に掲げる全ての要件を満たす世帯となります。
・市外から当市に住民票を移して移住する者(60歳未満の者が含まれる場合に限る。)が2人以上いる世帯
・市内に定住する意思のある者がいる世帯
・家賃、管理費及び敷金を支払うことができると市長が認める世帯
・転入前の住所地において市町村民税又は特別区民税を滞納している世帯員がいない世帯
・三条市暴力団排除条例(平成23年三条市条例第20号)第2条第2号の暴力団員である世帯員がいない世帯

▽申し込み及び利用に当たり、以下の事項もお願いします。
・事前に移住促進住宅の現地確認にお越しください。
※移住支援としてオーダーメイド移住体験(交通費支援等)をご案内できますので、あらかじめご相談ください。
・移住促進住宅に入居いただいた後、当市の移住者インタビューや暮らしの様子などの情報発信にご協力お願いします。

募集期間
第1回目募集:令和5年1月4日~令和5年2月17日
※申込者が複数の場合は、2月下旬の抽選により決定します。

上記で入居者が決定しない場合は、令和5年3月以降の毎月末で募集を締め切り、翌月上旬に抽選を行います。

申込方法等
申込方法やその他詳細情報は、三条市のHPをご確認ください。
https://www.city.sanjo.niigata.jp/soshiki/shimimbu/chiikikeieika/community/16760.html

※合わせてぜひ「興味ある」ボタンも押していただけると嬉しいです!

勝手口付近(広い土間に改修される空間)

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15帖(手前)+10帖(奥)の続き間

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三条市 地域経営課が紹介する三条市ってこんなところ!

ちょうどいい田舎、三条市。
新潟県三条市は、新潟県のちょうど真ん中に位置するものづくりのまち。
東京から2時間と上越新幹線が止まる燕三条駅や高速道路のインターチェンジがあり、アクセス抜群の地域です。人口は約10万人の都市で、中心市街地にいけばスーパーやコンビニがそろっており少し車を走らせると山や自然が豊かな下田地域にもいける都会と田舎の側面を持つ地域。
ものづくりの技術は世界から認められており、
いくつかのアウトドア用品の有名ブランドも実は三条市が本社だったりします。
三条市をもっと知りたい方は、こちらの記事もご覧ください!
https://sanjo-city.note.jp/

三条市 地域経営課
三条市役所 地域経営課

▼三条市HP
https://sanjo-city.note.jp/

人口約10万人の地方都市・三条市は、鍛冶技術の伝統を受け継ぎながらも、時代に合わせて革新を続けてきた打刃物の技が光る「ものづくりのまち」です。新幹線が止まる燕三条駅から車で約30分走ると、自然豊かな地域・下田郷が広がります。地方都市暮らしも、田舎暮らしも叶えられる一石二鳥なまちです。

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