【兵庫県姫路市】家島に住んでみませんか?【Jターン地域おこし協力隊が島の魅力を紹介します】
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公開日:2023/09/27
終了日:2024/12/31

【兵庫県姫路市】家島に住んでみませんか?【Jターン地域おこし協力隊が島の魅力を紹介します】

~ここは家島 瀬戸の島 ここが始まりの島~
姫路市家島地域おこし協力隊としてR5年4月に着任した新人隊員が見つけた島の魅力を定期的に発信します。第4回となる今回は移住サイトらしく島民になってくれる仲間を募集してみたいと思います。元々、この地域に所縁を持つ自分だからこそ、島の魅力を発信してさまざまな人に来てもらうことで島々に恩返しができればと思います。

なお、島自体の紹介は過去の記事(SMOUT記事:https://smout.jp/plans/8493)やページ下部をご覧ください

●今回のお話
・家島の弱み
 ―こういうところは気を付けてください
・家島の強み
 ―不便で未熟=可能性の塊
・故郷の家にいるような安心感につつまれる家島諸島で一緒に住みませんか?
 ―宣伝です。フォロワー増やしたいんです!

■□地域おこし協力隊について■□
・姫路市HP「地域おこし協力隊」紹介ページ
https://www.city.himeji.lg.jp/shisei/0000006209.html

■この記事と書いた人について
姫路市家島地域おこし協力隊の小林昂祐(こばやしこうすけ)です(島の人たちは同じ苗字が多いので名前で呼ぶのがスタンダードだったりします。なので、私もそれに倣って昂祐【こうすけ】で活動しています)。私は母親の実家が同じ家島諸島の坊勢島で所縁があり、一般的な地域おこし協力隊とは異なり、最初から顔見知りも多いです。しかしながら、あるいは、恥ずかしながら、私自身は一度もこの島で住んだことはありません。そんな私ですが、この島に「ただいま」と言えるくらいに原点の場所でもあります。
この記事はそんな私が感じたり、体験したり、再認識した家島の魅力を紹介する場所です!

家島の弱み

 暑さも少し和らぎ風の心地よい、1年を通して私が最も好きな季節になりました。芸術、読書、運動、食欲と色々ありますがもっぱら食欲の昂祐です。あともう少しすれば我が家島諸島が誇るブランド魚「ぼうぜ鯖」の時期です。生でも食べられるほどの鮮度と脂の乗りが良いことで知られる本種ですが、その中でも姫サバと標記される島内と限られた場所でしか食べられない逸品を今年こそは食べてみたいですね。
 さて、地域おこし協力隊に着任して半年が過ぎようとしています。折角、移住促進サイトで情報発信しているので今回は移住を考えたときの「家島の弱みと強み」を10個ずつ紹介したいと思います。
 まずはネガティブな方から紹介します。第一回の投稿(https://smout.jp/plans/11490)にも書きましたが、不便だからこそカスタマイズのし甲斐があり楽しい!の視点で捉えていただけると幸いです
 ・家計に占める交通費(ガソリン・船賃)の割合が(私の場合)食費に次いで多い
 ・配達系のアプリ情報と実際に届く日や時間帯がズレる(大抵は1~2日で急ぎでなければ問題ない)
 ・物価が本土よりも高め(お店によって安売り日もあるので情報収集力が大事)
 ・飲食店が少ない
 ・携帯キャリアによっては電波の届かない場所がある
 ・電気、ネット、ガスの選択肢が狭い=まとめてお得系のサービスが利用しづらい
 ・道が狭く車や原付も通るので危ない場所がある
 ・職業という意味で準備なしの移住は厳しい
 ・不動産会社が島内にないので物件情報は空き家バンクなどで確認する必要がある
 ・地球温暖化の影響を身近に感じる(潮が高い)
改めて書き出してみると、生活に工夫が必要という点で都会と比べて少しもどかしさを感じてしまいますね。個人的にはそこが島暮らしの楽しさでもあるのですが、もし不安な場合は相談会や行政窓口で確認されることをお勧めします。

一番の自慢 この景色にいつも立ち上がる力をもらいます

一番の自慢 この景色にいつも立ち上がる力をもらいます

一番の脅威 島民の安全と安心のためにできることを

一番の脅威 島民の安全と安心のためにできることを

家島の強み

島への移住希望の場合、安心の確保をやっておいた方がいいと上述しました。しかし、弱みとして挙げたほとんどはサービスが行き届いていないだけで、都会と言われる地域が制度やサービスを発展させることですでに解決してきた問題と思います。
次はさっきのイメージを挽回できるようにポジティブ情報を発信したいと思います。なお、魚が新鮮・美味しいは当たり前過ぎるので10個には入れていません。
・1人暮らしなら島で野菜を育てたり、魚を採れば食費が抑えられる
・普段の生活で計画性や思考力が身につく=子育て・成長の場所としていい環境
・島内の慣例行事もあり人間関係が近い(お裾分け、ツケの文化も残る)
・治安がいい(夜中の騒音もない)
・晴れの日が多く場所によっては塩害を受けにくい(建物の管理はしやすい)
・電気、ガス、水道については島内に業者が居り、即日対応してくれる
・大型家電や車も島の運送業者が対応してくれてサービスがいい
・車が入れない道や路地裏も多いので散歩や○○ウォークのようなアプリが楽しい
・(私の場合)東京にいたころよりも時間の流れがゆっくりなため、心にゆとりが持ててやりたいことに挑戦でき、失敗すらも楽しめる
・多くの自然が残っているので持続可能な社会のモデルケースになるポテンシャルがある
ポジティブな面としては、しつこいようですが、様々な問題があるからこそ挑戦のやり甲斐があり、時間もゆったりと流れているので成長を感じやすいところが挙げられます。小さなことをコツコツと積み上げていくのが得意な人や幅広いことをじっくりとやってみたい人にとっては過ごしやすいと思います。さらにその中でもチャレンジ精神が旺盛な方や頑張っている人を育ててみたいと思っている人にお勧めしたい地域かなと思います。
弱みと強みと比較してみると、家島地域は物質や制度への安心感は低いけれど内面的・精神的な安心感が高い地域と言えそうです。かつて神武天皇は「波静かにして家の中に居るようようである」とのお言葉をこの地域に残してくださいました。経緯や時代が全く異なれど、私も移住して半年がたった今、同じ気持ちです(実家すぐそこですけどね)。

家島の風景

家島の風景

坊勢の風景

坊勢の風景

 さて、いかがだったでしょうか?折角smoutで情報を発信させていただいているので移住先の検討にお役に立てるよう記事を書いてみました。それぞれの地域で違った良さや課題点はあると思いますが、ご自身や家族に合う土地を探してみてください。
 姫路市の地域おこし協力隊では他のSNSでも情報を発信していますので、是非是非こちらもチェックをお願いします。
さらに!!現在、姫路市では地域おこし協力隊員を募集しています。今回の記事で少しでも興味を持っていただけたら、この機会に応募してみてください。詳しくは下記URLをご確認ください。質問等も随時、受け付けています。
https://www.city.himeji.lg.jp/shisei/0000006209.html

この記事で少しでも家島の魅力が伝われば幸いです。それでは次回の更新もお楽しみに!

■■お知らせ
姫路市の移住支援
地域おこし協力隊らしく最後は姫路市の移住の取り組みについて紹介します。
姫路市では様々な移住支援を実施しており、移住を考えておられる方に向け、姫路市の魅力や移住支援のメニューをまとめたポータルサイト「いいね姫路」を運営しています。
姫路市に興味のある方は、ぜひご覧ください。

■姫路市移住定住促進・ふるさと納税促進サイト「いいね姫路」
 https://www.city.himeji.lg.jp/iinehimeji/

■姫路市HP「地域おこし協力隊」紹介ページ
https://www.city.himeji.lg.jp/shisei/0000006209.html

■「おためし地域おこし協力隊」など記事バックナンバーはこちら
https://smout.jp/plans/10595

■Facebook「姫路市地域おこし協力隊」
https://www.facebook.com/himejicitychiikiokoshi

■Instagramアカウント
https://www.instagram.com/himejicity_chiikiokoshi/

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姫路市地域おこし協力隊が紹介する姫路市ってこんなところ!

兵庫県姫路市の沖合い18kmの瀬戸内海に浮かぶ大小40余りの島々から成る家島諸島。
家島、坊勢島、男鹿島、西島の4島が有人島です。

本土から30分の家島諸島へぜひ足を延ばしてみてください。

姫路市政策局ひめじ創生戦略室です。 主に兵庫県姫路市の離島、“家島諸島”で活躍する地域おこし協力隊に関する情報等を掲載します。 家島諸島とは・・・ 兵庫県姫路市の沖合い18kmの瀬戸内海に浮かぶ大小40余りの島々から成る家島諸島。家島、坊勢島、男鹿島、西島の4島が有人島です。 家島諸島の魅力の一つは、島の近海で獲れる新鮮な魚介類です。複雑な海岸線に囲まれた島周辺は、魚の格好の棲み家で、タイやタコ、アジなど年中多くの魚介が揚がります。特に、ぼうぜ鯖、ぼうぜがに(ガザミ)、華(はな)姫(ひめ)鰆(さわら)、白鷺(しらさぎ)鱧(はも)はブランド魚として売出し中で、島内の旅館や飲食店には新鮮な魚料理を求めて多くの来訪者があります。 また、家島本島の港の両側に山が迫る裾野に石材運搬船、ドックや建物が並び、島の人たちが生き生きと行き交う瀬戸内の港町や、隣接する坊勢島の湾奥の漁港を取り囲む漁村の風景は他の島では見かけることが少ない貴重な風景です。 まるで昭和にタイムスリップしたような原風景を大阪からは2時間、姫路市本土からは30分の至近距離で味わえます。 ぜひ一度、足を運んでみてください!
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今住んでいる奈良から近いので、単身赴任の移住が検討できればいいかも知れませんね。明石知夫
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