『食べることは生きること』大地と繋がるVeganカレー店| yukuta
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公開日:2023/10/31
終了日:2025/03/31

『食べることは生きること』大地と繋がるVeganカレー店| yukuta

福岡県の北東部に位置し、北九州市と接する香春町は、3つの峰を持つ香春岳をはじめ周囲に山並みの広がる自然豊かなエリア。地名の語源は、古代朝鮮語にルーツを探ることができ、万葉集にもその名が登場するほどの歴史を誇る町です。

「“春香るまち、かわら”という愛らしいキャッチフレーズにときめいてしまった」と語るのはVeganカレー店「yukuta」店主のこだまあつみさん。半農半Xプロジェクトを担う地域おこし協力隊員として神奈川県から香春町に移住しました。

半農半Xとは、自分たちが食べる分の食料は小さな自給農で賄いつつ、一定の収入源を自分のやりたいこと(X)で作り出すというライフスタイル。こだまさんは、XをVegan(菜食)料理人と定め、地域おこし協力隊の任期中に「yukuta」を開業しました。

お店のモットーは、できるだけオーガニックな食材と地元産の旬の食材を使用すること。お米やスパイスも有機栽培にこだわり、動物性食品、小麦粉、化学調味料、添加物、白砂糖不使用のカレーを提供しています。

自給農でも“自然農”という「無肥料、無農薬、不耕起栽培、虫や草を敵としない農スタイル」を貫き、自然の営みをできるだけ壊さない暮らしを大切にするこだまさん。自然と共生するその丁寧な暮らしぶりを実際に目で見て体験させてもらいましょう。

今回体験できる内容

「移動販売式のお店なので、週末のほとんどは北九州市を中心としたエリアでイベントやマルシェに出店しています。準備や販売の様子、イベントの雰囲気を知ることができますし、出店するイベントでは、同じようにオーガニックな食材にこだわったお店の方々と出会ったり話したりできるので面白いと思いますよ」

これまで30カ国以上を旅してきたというこだまさんは、国内外の様々なコミュニティや自然農塾を訪れ、パーマカルチャーやオーガニック農法などの自然資源を生かした暮らし方のコツを学んできました。

「身体と心を整えることに興味があるんです。植物や微生物と共に暮らしたくて、薬草や薬膳や発酵も勉強しています」今では麹を始めとして、味噌、醤油、柿酢、みりんなども自分で作ってるそうです。

出店のない平日も、畑作業のほか仕込みや買い付けなどで忙しく過ごすこだまさん。こだまさんの日常に触れながら、半農半Xの暮らしがどのように成り立っているのかを学びましょう。

また、こだまさんが実践する畑を耕さない“不耕起栽培”は、畑選びなどの事前準備が肝心。周辺地域の方の理解も必要です。そうしたノウハウもお話いただけるそうです。

こだまさんなら「半農半X、自然農、オーガニック食材、Vegan、コミュニティ作り、旅」など様々な切り口から豊かな暮らしのためのヒントを伝授してくれるでしょう。

しごと・くらしの特徴

「農作業は作物の収穫以上の見返りがある」とこだまさんは、自然に触れることから得られる癒しやリラックス効果の大きさを力説します。

農作業を仲間と手伝い合うことも多いそうですが、「みんなで笑いながら作業をして、一緒にご飯を食べて…。遊んでいるようなものなんです」と半農半Xの魅力を教えてくれました。

しかし、こうした状況は移住後の努力があってこそ。「まずは自分のことを知ってくれる人を増やそう」と地域おこし協力隊の活動と並行して25回のイベントを開催し、のべ500人以上の来場者を集めてきたこだまさん。

料理人として食の提供や料理教室をはじめとするワークショップを開催するだけでなく、余計な梱包資材を使わない量り売りを提案するマルシェ、野草や薬草の勉強のために始めた登山サークル、地域内での物々交換を促進するオンライン掲示板の開設など多岐にわたるコミュニティ作りに携わってきました。

こうした活動の結果「誰かの得意と自分のできることが繋がり始めて、いろいろな方と一緒に作り上げるイベントなどの場作りに誘ってもらえるようになってきた」と言います。

屋号の「yukuta」はサンスクリット語で“つながる・つなげる”という意味。大地とつながるご飯、自分の体とつながるご飯がコンセプトです。

そして「自分の築いた人脈を誰かにつなげるのも私の役目だと思っています」とこだまさん。こだまさんを通じて、香春町で自分らしく暮らす方々のお話を聞くことができるのもこの体験の醍醐味です。

こだまさんは、香春町での生活を「やりたいことが暮らしになって、暮らしがさらに仕事になっている」と表現します。ぜひ、こだまさんの元でやりたいことを通じて“つながる”暮らしと仕事を感じてほしいです。

イベント・ツアー内容

所要時間:2泊3日程度 ※ご都合に合わせて調整可能です。

費用:無料 (宿泊費:5,000円/泊まで補助あり ※初回の体験のみ適用 |食費:自己負担 |交通費(自宅~集合場所):自己負担)

最小催行人数:1 人

集合場所:出店先 ※お申込み後お伝えします。

解散場所:出店先 ※お申込み後お伝えします。

スケジュール

週末開催と平日開催でスケジュールが異なります。

【週末開催コース(土日月開催コース)】
1日目(15:00~18:00)
1.「yukuta」の移動店舗訪問
・出店店舗に直接お越しいただき試食(自己負担)
2.店舗の片付け等のお手伝い
※初日の店舗訪問は希望者のみ
3.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
・2日目の出店準備と打ち合わせ

2日目(9:00~17:00)
1.仕事のお手伝い
出店イベントでの業務補助

3日目(9:00~15:00)
1.仕事のお手伝い
(農作業、仕込み準備、買い出し等)
2.最後のまとめ
・体験の感想、質疑応答
※実際の仕事状況によって変更があります。

【平日開催コース】
1日目(13:00~17:00)
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.「yukuta」の仕事の説明
3.仕事のお手伝い
(農作業、仕込み準備、買い出し等)
※実際の仕事状況によって変更があります。

2日目(9:00~17:00)
1.仕事のお手伝い
(農作業、仕込み準備、買い出し等)
2.“つながる”暮らしのための学び
以下から時期や参加者の希望により実施
①自然農について
・自然農と自然農法との違い
・畑の選び方や畑作り、作付作物の選び方など
②旬の食材を活かす料理
・調理法や野草や薬草、発酵食品などについて
③移住やコミュニティ作りについて
・香春町地域おこし協力隊の活動拠点訪問など
※実際の仕事状況によって変更があります。

3日目(9:00~15:00)
1.仕事のお手伝い
(農作業、仕込み準備、買い出し等)
2.最後のまとめ
・体験の感想、質疑応答
※実際の仕事状況によって変更があります。

■宿泊場所 :近隣宿泊施設

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福岡県 政策支援課が紹介する福岡県ってこんなところ!

北九州市・福岡市の2つの政令市を持ち、2つの空港を有する福岡県。九州のビジネス拠点のイメージが強く、都会な場所という印象を持っている方も多いと思います。

しかし、実は都心部から少し離れるだけでマリンスポーツができる海や、日本の原風景を思わせる里山があり、自然との距離がとても近いのが特長です。

都会と自然が近い福岡では、普段は田舎でスローライフを楽しみながら、都心部に気軽に遊びにいけるなど、ライフスタイルに応じた様々な生活を楽しむことができます。
都会も自然もバランスよく楽しめる福岡ならではの環境で、あなたの「理想のくらし」を探してみませんか。

福岡県 政策支援課
福岡県企画・地域振興部 政策支援課
福岡県庁内で移住を担当している、「政策支援課」と申します。ここでは、福岡県が参加するイベントや、セミナーについてのお知らせを投稿していきますので、ぜひご覧ください!!
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