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- 新年を縁起物で迎えよう!国境離島「見島(みしま)」の鬼揚子(おにようず)【オンライン講座】
皆さんこんにちは!萩市ローカルエディターの三枝です。
さて、いきなりクイズです!
Q.日本は「島国」だといいますが、実際にどのくらいの数があると思いますか?
A) 5,000くらい
B)10,000くらい
C)15,000くらい
う〜ん、1万?(半分冗談)
正解は・・・・
ジャジャン!!
なんと「14,125」もの島によって構成されているんです!
本州、北海道、四国、九州、沖縄本島という大きな5つの島を除いても、14,120島ぜ〜んぶ離島。 しかも、それは周囲が100m以上ある島のことで、小さなものまで入れると、なんと10万以上もあるといわれています。想像以上に島国なのです!
このうち、日本の国境近くに位置する29地域148島が、「有人国境離島地域」に指定されていますが、山口県の最北端に位置する「見島(みしま)」もその一つです。
さらに見島は「特定有人国境離島地域※1」として指定され、地域社会を維持するため、観光振興や地元産品の拡大などに取組んでいます。
今回は、その見島から伝統工芸品の「鬼揚子(おにようず)」を取り上げ、皆さんと一緒にオンライン講座で作ったり、国境離島「見島」の歴史や暮らしについても知って頂いたりする機会をご用意しました。
伝統の鬼揚子、作ってみたいという人はぜひ「参加する」ボタンからご応募ください👍🌟
定員は5名(※2)。いっそげぇええ〜〜〜ッ!!!💨
(※2 今回は鬼揚子を広く知って頂きたいため、山口県外にお住まいの方に限ります)
※1 本土から遠く離れていて人口も大きく減少し、これから先も人々が住み続けられるような環境を整えることが特に必要として、有人国境離島法によって指定されている15地域71島のこと。
願いを込めて作る鬼楊子は厄除け、無病息災、家業繁栄のシンボル
萩では、角型の凧のことを揚子(ようず)と呼びます。そして、鬼の顔を描いた凧のことを「鬼揚子」と呼んでいます。
“ようず”という言葉の語源は定かではないのですが、かつては、山口県や広島県、島根県、大分県の一部で、凧のことをそう呼んでいたそうです。
見島では、跡取りに長男が生まれた場合、その家の代々の繁栄と子供の成長を祈って、その年の暮れに親戚や知人が集まり、和紙(傘紙)を持ち寄って畳6〜8畳ほどの大凧「鬼揚子」を作り、正月に揚げる風習が古くからありました。
紅白の縞模様が特徴の「ヘコ」の部分まで入れると、その大きさは実に畳12畳分!鬼揚子が高く揚がれば揚がるほど縁起が良く、その男児は元気に成長するといわれています。
少子化の流れで、近年では大凧を作って揚げる機会は減ってしまいましたが、仕事で見島に赴任中の方が赤ちゃんの誕生祝いで作ったり、島外に住む家族が子供の出産と共に鬼揚子を揚げるためお正月に帰省したりと、子供たちと島を繋ぐ文化として受け継がれています。
また現在では、小型の鬼揚子をお土産品や贈り物としてプレゼントしたり、魔除けとして家に飾ったりするようにもなりました。
今回は、名人の作った飾りやすい「ミニ鬼揚子キット」を使って、皆さんとオンラインで学びながら、楽しく作っていきたいと思います。
とにかく大きい「鬼揚子」。目についたフサは涙を表しており、強さの中にも優しさを持って欲しいという願いが込められています
大人20人位で揚げる巨大な鬼揚子が、新年の空に舞う姿は壮観。高く揚がれば揚がるほど縁起が良いとされています
講師は鬼揚子づくり名人!! 長富 治人(ながどみ はると)さん
◎長富 治人 プロフィール
見島の鬼揚子づくり名人の家に生まれ、幼少期から間近に触れながら育つ。その後、もの作りの世界へ進み萩焼の商品開発等を経て、見島へ。
現在は、農業を営み見島特産のきゅうり作りをする傍ら、島の色々な伝統や歴史を次世代に残す取組みをしている。
その中でも鬼揚子づくりは「喜吉(よし吉)」の名で十数年続けており、昨年は大凧作りの棟梁(とうりょう)も務めた。
今回皆さんに作って頂くのは、A4ファイルに収まる位のサイズの「ミニ鬼揚子」。緑色で顔の彩色と鱗の模様付けから組立てまでを行って頂きます
長富名人作の「ミニ鬼揚子キット」。赤と黒色の部分は名人に塗って頂いた状態でお届けします
開催日程:2023年12月09日
所要時間:約1時間30分 ※参加要件:山口県外在住の方に限ります
費用:材料費 2,000円(税込)
定員:5 人
集合場所:オンライン※Zoomで参加できる環境が整っっている方に限ります(通信費は参加者のご負担となります)
解散場所:
14時00分〜15時30分
・鬼揚子ってなぁに?
・鬼揚子に色を塗ってみよう!
・〜乾燥〜(国境離島「見島」での暮らしなど、
トークタイム)
・貼付け
・組立て
🎊満員御礼🎊素敵な鬼ようずができました!!
12月9日、鬼ようずオンライン講座がありました。
このイベントは、移住と空き家の窓口「はぎポルトー暮らしの案内所ー」の主催ということもあって、鬼ようずだけでなく、国境離島「見島」での暮らしにも触れながら、ゆっくりと進められました。
講師には鬼ようず作り名人の家に育った長富治人さんを迎え、見島から生配信で行われ、東京などから7名が参加してミニ鬼ようず作りに挑戦。
先生の丁寧な説明を聞きながら、真剣に色塗りや組み立てを行い、全員かっこいい鬼ようずが完成しました。
参加者の中には、ちょうど年末ということもあって「額に入れて厄除けとして玄関に飾って新年を迎えたい」という方もいらっしゃいました。
このオンライン講座は、自宅などに居ながらにして毎回題材を変えながら、萩の伝統工芸に触れてもらおうと企画したもので、今回が2回目の開催。
シリーズ化して来年度も引き続き行なっていきますので、皆さん、ぜひ楽しみにしていてくださいね。
今回ご参加された皆さん、ありがとうございました!!✨
そして✨来る2024年が良い年になりますように🍀✨
クリスマスにぴったり!木材でサンタクロースのオーナメントを作ろう〜in 萩市川上
移住には興味あるけど、なかなか一歩踏み出せない…
そんな方も結構多いんじゃないでしょうか…?
「地域に馴染めるかな…」
「冬は雪が積もるのかな?」
「町内会や地域活動ってどんなものがあるの?」
分からない・知らないことが漠然とした不安に繋がってなかなか行動できずにいる…
そんな方にぜひお越しいただきたいのが萩市の「移住者交流会」です!
移住した方・地元の方・萩への移住に興味関心がある方を含め、ざっくばらんに萩暮らしを語ります♪
新たな出会いや、つながりのきっかけとして、木材でクリスマスのオーナメントづくりをしながら、気軽にトークしてみませんか?🤗✨
🌟イベント詳細は下記の通り
◇開催日程:2023年12月16日
◇所要時間:11時~14時
◇費用:1,000円(昼食代)
◇定員:15 人
◇集合・解散:川上公民館(萩市川上4527番地)
今回の交流会は・・・
・「サンタクロースのオーナメント」作り体験
・川上地域にオープンした「イタリアンバールサルーテ」のお弁当を食べながら気軽な意見交換会
皆様のご参加お待ちしております。
お問い合わせ・詳細は
https://smout.jp/plans/14612 をご覧ください。
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萩市の北西に進むこと約45km、日本海にポツンと浮かぶ「見島」。
周囲に何もないので、島の最北端にある「長尾ノ鼻」からは、日の出と日没の両方を見ることができます。他にも1200万年前の火山活動の姿をそのまま残した玄武岩の断崖絶壁「観音崎」や、1000年以上前からあるといわれる田んぼ「八町八反」、防人の墓「ジーコンボ古墳群」など、自然と人の歴史をあちこちに残した魅力ある島です。
萩にはまだまだ知られていない、いいところがいっぱいあります。
ぜひ、萩に来てまだ見ぬ自然や人に触れて、新しい冒険の旅を始めてみませんか?
定住総合相談窓口「はぎポルト‐暮らしの案内所‐」
▷https://www.city.hagi.lg.jp/site/teijyu/
こんにちは!萩市ローカルエディターの三枝です。萩・明倫学舎4号館「はぎポルト」から、地域で輝く人や楽しいイベントなどを紹介しています。わたし自身も東京からの移住者ですので、これからも移住者としての視点も大切にしながら、皆さんのお役に立てる情報をお伝えして行きたいと思っています。
【はぎポルト 開館時間】
毎週火曜日~土曜日
9:00AM~6:00PM
地域のディープな情報や空き家の提供や空き家バンクのご相談、定住相談の窓口として、どなたでも自由にお越し頂ける開放的なスペースです。キッズコーナーもありますので、お気軽にお立ち寄りください。
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