募集終了

【トークイベント】こんなところに民俗学

最新情報

プロジェクトの募集が終了しました。

2024/09/01

経過レポートが追加されました!「会場参加特典!その1」

2024/08/14

 大人気Podcastチャンネル「やさしい民俗学」パーソナリティの岸澤美希さんをお招きし、民俗学×地域づくりについて語らうトークイベント。  日本三大秘境のひとつであり、日本民俗学の発祥の地でもある宮崎県椎葉村が企画いたしました。

民俗学から見る地域づくり

 椎葉村は、まるで仙人が住まうような急峻な山々に囲まれた“秘境”です。村内にはスーパーマーケットが1軒しかなく、その1軒さえ日曜はお休み。最寄りのコンビニまでは車で1時間かかる地区もあります。そんな秘境暮らしは、都市の暮らしに比べると一見不便に見える点ばかり。しかしながら、ここ10年ほどそうした地方での暮らしを選ぶ若者が増えに増えていることをご存知ですか?

 今回のイベントでは、その土地その土地に根づく人々の暮らしから人類の歴史を紐解こうとする学問である「民俗学」の知見を借りて、地方暮らしに新たな光を当てたいと思います。実は「民俗学」と椎葉の縁は深く、日本民俗学の祖である柳田國男が初めて著した民俗記録が椎葉の狩猟文化に関するものなのです。その名も『後狩詞記』(のちのかりことばのき)。

 本書を入口に、柳田はなぜ無名の人々が伝承してきた山奥の猪狩りの技法を記録したのか、柳田が志した「民俗学」とは何だったのかを紐解いていきます。「民俗学」の目的は、これからの地域づくりが目指す方向と重なるのではないでしょうか。対談の相手は椎葉に暮らしながら民俗調査をすすめる椎葉民俗芸能博物館「山奥学芸員」の森内こゆきが務めます。学術的な知見と秘境暮らしの実感を行き来しながら、これからの地域づくりを考えてみたいと思います。

古来より継承される「焼畑農法」
古来より継承される「焼畑農法」
国の重要無形民俗文化財「椎葉神楽」
国の重要無形民俗文化財「椎葉神楽」

民俗学を知りたい人、地域づくりを考えたい人へ

 「民俗学」を既にご存知の方も、これから触れる方も、「地域づくり」について一生懸命取り組まれている方も、今興味を持った方も、みんなで一緒に考えるイベントにしたいと思っています。  柳田國男は市民が自ら考える社会を目指したそうです。そのはじめの一歩としてぜひご利用ください。

↓イベント詳細・お申し込み↓ https://t.co/dv6MUPq69o お申し込みの際には、ページ下部の「興味ある」ボタンを押してからリンクにご移動ください。

募集要項

開催日程
1

2024/08/31 〜

所要時間
14:00~16:00
費用
会場参加:1,000円(椎葉村のお茶とお菓子付きです) オンライン視聴:無料
集合場所
会場:HIRAKU IKEBUKURO 01 Social Design Library 東京都豊島区上池袋2-2-15
その他
・定員:25名 ・スケジュール: 【トークの流れ】 1 椎葉の概要紹介 2 民俗学の説明 ・柳田の民俗学は椎葉からはじまった? ・『後狩詞記』の概要、柳田の見た椎葉村 ・柳田國男の民俗学の目的 3 椎葉の暮らしってどんなの? ・椎葉に移住して感じたこと ・かてぇり(神楽も、道切りも、地区の常会も) 4 民俗学が社会にどう役立つか ・なぜテレビのコメンテーターに民俗学者は出てこないか ・地域づくりに民俗学はどう役立つか ・「事実から始めること」「自分で考えること」が社会を良くする鍵

宮崎県椎葉村

このプロジェクトの経過レポート

このプロジェクトの地域

宮崎県

椎葉村

人口 0.22万人

椎葉村

椎葉村移住サポートチームが紹介する椎葉村ってこんなところ!

日本三大秘境の一つ、椎葉村。 広大な村の面積の96%が森林地帯、残りの斜面を家や田畑として利用してきた村の人々。山で生きる知恵と相互扶助の文化が暮らしに色濃く残る地域です。 自然の恵みを活かしながら、暮らしと仕事を成り立たせてきた椎葉の人は、たくましく賢く、器が大きいです。都会では感じにくい、「人に支えられていること」を日々実感できるのが、椎葉での暮らしです。

このプロジェクトの作成者

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椎葉村の現役地域おこし協力隊と協力隊OGがみなさまのサポートを行います🙆‍♀️

🏠日本三大秘境椎葉村🏠に移住して経験した『困ったこと』『嬉しかったこと』などなど、みなさまの実情に合わせた移住サポートを行えるチームです。 😊お気軽にお問い合わせください👍