【募集終了】子ども・自然・森のようちえん・島暮らしなどに興味のある仲間を募集しています!
募集終了
働く・住む
公開日:2018/12/25

【募集終了】子ども・自然・森のようちえん・島暮らしなどに興味のある仲間を募集しています!

島根県沖、日本海の浮かぶ隠岐諸島の一つ、海士町(あまちょう)の森のようちえん「お山の教室」では、保育士・保育アシスタント兼地域コーディネーターを募集しています。

森のようちえん「お山の教室」とは?

【森のようちえんとは】
デンマークを発祥とする森のようちえんは、園舎をもたず野外で保育活動をすることが特徴的です。
一年中野外ですごすことによって、雨の日や寒い日、自分の力ではどうにもならないことを知り、四季の移り変わりを観察し、既存のおもちゃではなく自然のあるもので遊びます。柔軟性や観察力、想像力と創造力が培われると言われています。

【お山の教室のミッション】
幼児期の子どもにとって「遊び」は「学び」であり、成長していく上で根っことなるとても大切な経験です。大人が規制をかけたり誘導したりすることを極力減らし、自然を通じて子どもが自分自身で決め納得するまで「遊びこむ」ことで、これからの人生の土台つくりとして生きるねっこを育むことができると考えています。 

【お山の教室ができるまで】
2012年に子どもたちをもっと自然で遊ばせたいと地域のお母さんたちのお散歩会からはじりました。
2014年自然の知識や保育士の目線があればもっといいねということから、地域のお母さんと隠岐しぜんむらがいっしょになって週1回午前中の開催からはじまったのが「お山の教室」です。
2016年に、お母さんたちや地域の方の要望により、教育魅力化に取り組んでいる海士町教育委員会から全面支援を受け 週3回「お山の教室」(H30年度より週5回)がはじまりました。

【お山の教室ができた背景】
島には海や山、自然がたくさんありますが、今、島の子の中には泳げげない子がでてきています。それだけ自然にふれる機会が少ないといえます。
また、島には保育園が一つしかなく、移住した家族には選択肢が少なかったことがあります。

【システム】
「お山の教室」は、3歳以上就学前の子どもを対象とし、8時半から17時45分、週5日制度、定員15名で実施しています。
雨や雪の日も午前中は野外で過ごし、午後はお昼寝をする必要から旧保育園の建物を利用したコミュニティ施設で過ごしています。
週1回は野外クッキングをおこなっており、火おこしから配膳、食器の片付けまで子どもたちで作業しています。

お山の教室の特徴は?

【見守る保育】
自分で考え、自分で決める「子どもだけの時間」を大切にしています。そんなことから、大人がきっかけをつくるのは最小限にして何をして過ごすかは、子どもが自分で決めます。
一見、自分たちの好きなことだけをしていると思われがちですが、友だち同士でどう気持ちよく遊ぶか考えたり、年長さんは年少さんに配慮する必要もあります。友だちと遊ぶことは一人でするよりずっと大変なこと。そこで考える力やがまんする力、コミュニケーション力など磨かれると考えています。
また、子どもたちには挑戦することや失敗することを体験させる場と考えています。崖上りや木登りは、自分の力量をはかりながら子どもたちは一歩一歩考えトライしていきます。保育する大人はハラハラしながらも、最低限の声掛け、危険度を察知しながら見守っています。

【島まるごと遊び場】
子どもたちの「遊び」は「学び」と考えているので、「島がまるごと学びの場」と考えています。
山、海、田んぼ、集落など、多様な環境がそろった島の特色を活かしながら遊びこめるよう、毎月各地区に「おでかけ」をしています。
島の色々な場所でおもいきり遊び、子どもたちの好きな場所があちこちに広がっていくことで、島の自然や人々に見守られている安心感や島への愛着を育てていければと考えています。

募集について

現在4つのパターンで応募をしています。
①保育士(正規職員)
②保育アシスタント兼地域コーディネーター(正規職員)
③保育アシスタント(アルバイト)
④保育アシスタント(インターン)

求人に関する詳細は、こちらからご覧いただけます。http://ama-morinoyouchien.com/recruit/

離島にいきなり移住はできないけれど、どんな風なのか興味があるという方や、やはり正規職員でないと生活が…と思う方、様々だと思います。なので、いろいろな働き方をご提案しています。

求人に興味をお持ちいただいた方は、上記HPからお申し込み頂いても歓迎です! また、島ぐらしやお仕事に関するご相談など、ざっくばらんにお問合せください。

皆様からの「興味ある」、お待ちしております!

最後に。
【鹿児島より移住したスタッフからのメッセージ】
広い野外で過ごす子ども達との時間は、常に本物の自然が目の前にあり、大人も教えられることがたくさんあります。そして、ここ海士町の森のようちえんの魅力は毎月島内の集落に遊びにいくので、海士町に住む「人」とふれあう機会が多いことです。その「人」とは、この島と上手に暮らし工夫やあそびが得意な先輩たち。どこの集落を探検しても、次から次へとワクワクさせて下さる先輩方に出会います。 そんな出会いに子ども達の目はキラキラし、そこからまた遊びや心(生きる根っこ)がうまれ、育まれます。そんな瞬間を楽しめる森のようちえんでいっしょに働いてみませんか?

プロジェクトの経過レポート
2019/02/19
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福岡テンジン大学でイベント開催!
『隠岐諸島 海士町に学ぶ、生きるように働く島暮らし』

[開催日時]
2019年2月23日(土) 10:00~11:40
[教室]
Branch OTTO 薬院店
[先生]
前田 さやか (NPO法人 隠岐しぜんむら 理事・森のようちえん 部門リーダー)

現在、お山の教室の求人は締め切りましたが、お山の教室代表の前田がテンジン大学で登壇します。
海士町の話やお山の教室の話はもちろん、離島暮らしについて、人についてなどお話しさせていただきます。
海士町や森のようちえんに興味があるかた、島に来てみたい方、ぜひつながってみませんか?

・定員 : 25名
・参加対象 : 島移住に興味のある人、働き方を含め今の生活にモヤモヤしている人
・参加費 :500円(会場代としてワンドリンクオーダー)
・申込締切 : 2月21日(木) 24時まで 

詳しくは、https://tenjin-univ.net/class/23973/

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  • 気になった地域の人に直接チャットすることができる
海士町
島を遊びこむ お山の教室が紹介する海士町ってこんなところ!

海士町は、島根県からフェリーで3時間、日本海・隠岐諸島の有人4島のうちの1つであり人口約2300人の町です。

過疎地域の課題を抱えた日本の縮図とも言えます。一時の財政破綻寸前の状態から、行政や民間の様々な取り組みによって回復し、今では人口の約2割が移住者ということで、近年「地方創生のモデル地域」として注目されています。

更に、高校の島留学から始まった魅力化は、小中学校の島留学と広がりを教育の魅力化に取り組んでいます。

島の生活は、お祭りなど伝統文化の継承はもちろん、最近ではミュージックフェスの開催など、さまざまな人が住み、たくさんのイベントがおこなわれる住んでいて楽しい島となっています。

島を遊びこむ お山の教室
NPO法人隠岐しぜんむら

『島を遊びこむ お山の教室』は、晴れの日はもちろん雨や雪の日も自然の中で過ごすことを大切にする『森のようちえん』スタイルの保育を展開しています。

また、週1回の地区へのおでかけでは、いろいろな出会いを楽しんでいます。

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