
青森県中泊町で、隠れた国宝級ステンドグラスの魅力を世界に発信する地域おこし協力隊を募集します!
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2021/01/15経過レポートが追加されました!「」
2020/12/21中泊町は、青森県の左側の半島、津軽半島の中央部に位置し、中里地域と小泊地域で構成されています。中里地域は津軽有数の米どころ、小泊地域は豊かな資源あふれる海のまちであり、大地の恵と海の幸、どちらも楽しめる町です。
このように、恵まれた自然資源による一次産業が中心の中泊町ですが、2018年から調査・整備が進められている当町の宮越家「離れ・庭園」は、国宝級と呼び声高いステンドグラスや様々な工芸品、美術品、庭園の歴史的・文化的価値が明らかになりつつあり、2020年11月には一般公開を控え、新たな観光資源として期待されています。
この宮越家「離れ・庭園」を観光コンテンツの軸として全世界に発信するとともに、今ある観光資源に磨きをかけ、農業と漁業の町から観光地としての強みを加えた町へとステップアップするため、一緒に取り組んでくれる地域おこし協力隊を募集します!
地域に暮らす人の生活を観光資源にして稼げる町にしたい
宮越家は、青森県北津軽郡中泊町大字尾別(おっぺつ)に所在する旧家です。
屋敷内には、主屋を中心に、文庫蔵・米蔵・離れ「詩夢庵(しむあん)」などの建造物と、「静川園(せいせんえん)」をはじめとする庭園が所在し、いずれも百年前後の歴史を有する文化財とされているのです。
なかでも離れ「詩夢庵」を装飾するステンドグラス作品は、日本におけるステンドグラスの先駆者である小川三知(おがわさんち)によって制作され、彼の最高傑作であると位置づけられています。
この宮越家に関し、中泊町では2018年度より学術調査を開始しました。
2019年度には宮越家住宅・資料保存活用計画を策定、現在は同計画に基づいた保存活用整備を進めており、11月の一般公開や「ボランティアガイド」の養成など、町の観光の拠点としての準備を着々と進めています。
この宮越家「離れ・庭園」を全世界へ発信するのはもちろんですが、新たな観光資源を探すというよりも、今あるものをどう最大限生かして観光につなげられるかを一緒に考えていきたい、そう私たちは思っています。
目指す世界観は、点でしかなかったコンテンツを、宮越家「離れ・庭園」を軸として線で繋ぐことにより、今まで地元の人が意識してこなかった「観光地としての中泊町」という新しい価値観を創造することです。
地元では当たり前のことや、地元の人の生活を「中泊町特有の観光コンテンツ」として地域外の目線で見出し、そしてそれによって稼ぐ仕組みづくりに、地元の人を巻き込んでチャレンジしてみませんか?


まずは、中泊町をまるごと体験できるおためしツアーに参加してみませんか?
・旅行が好きな方 ・世界中を旅した経験がある方 ・歴史的・文化的なものに興味があり多くの作品等を見ている方 ・世界に発信できる情報を探している方
このような方々に、出会えることを心待ちにしています。
ただ、いきなり地域おこし協力隊に応募するのはハードルが高い、と感じる方も少なくないはずです。そこで今回は、中泊町のことを知ることができる「おためし体験ツアー」の参加者を募集します。
「興味があるけど住み続けられるか不安」「ステンドグラスを実際に見てみたい」「町の人に実際に会ってみたい」などお考えの方がいましたら、ぜひご参加ください。
なお、ツアーへの参加は協力隊への応募にあたっての必須条件ではありません。興味を持たれた方は、ぜひお気軽にお申し込みください。


地域おこし協力隊として、一緒に中泊町を盛り上げませんか?
今回、11月23日〜25日開催のおためしツアー参加者を募集していますが、イベント終了後も地域おこし協力隊の募集は継続して行う予定です。
「ツアーには参加できないけど、地域おこし協力隊には興味がある」という方もぜひ気軽に「興味ある」「応募したい」をクリックして、私たちにお知らせください!
地域おこし協力隊についての募集要項は、下記の通りです。
【募集期間】令和3年1月15日(金)まで 【募集人員】2名 【活動場所】中泊町役場及び(仮称)中泊町文化観光交流協会事務局
【活動内容】 国宝級ステンドグラス彩る宮越家「離れ・庭園」の全国発信及び訪日外国人観光客の受け入れ環境の整備・強化及び情報発信等に取り組むとともに、(仮)中泊町文化観光交流協会の事務局として、中泊町観光ビジョンに掲げる事項について達成するよう取り組む。
(1)新協会の立ち上げサポート・事務局 (2)協会会員(多様な関係者)との部会等を主体的に開催し、観光誘客体制づくり及び外国人受入環境づくりの検討・推進 (3)観光誘客(交流人口の拡大・外貨獲得プラン)戦略の検討・策定・実施 (4)協会HP等を作成し、中泊町の魅力を発信する (5)旅行商品の開発・プロモーション等の実施 (6)町内外国人研修生との交流事業計画の検討・策定・実施 (7)地域の問題を解決するための活動
【募集対象】 (1)総務省地域おこし協力隊の地域要件に合致している方で、採用後は住民票を異動し、居住できる方 (2)地域おこし協力隊としての活動終了後も、中泊町に定住する意思のある方 (3)普通自動車免許を有し、実際に運転できる方 (4)パソコン(ワード、エクセル、パワーポイント、インターネット、Eメールなど)の一般操作ができる方 (5)心身ともに健康で、誠実に業務を行うことができる方 (6)町民の生活習慣を尊重し、地域住民とともに活動ができる方 (7)地方公務員法第16条に規定する欠格事項に該当しない方 ※旅行業務取扱管理者等の有資格者及び旅行業者実務経験者優遇 ※英語等を翻訳できる方優遇。 ※海外居住経験や海外旅行経験が豊富な方優遇 ※歴史的・文化的(ステンドグラス・庭園等)に興味がある方優遇
【勤務時間】原則として8:15~17:00 ただし週38時間45分を超えない範囲で変動する場合があります。
【休日】原則、土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日) ただし、活動状況に合わせて休日を振り替える場合があります。 休暇については別添会計年度任用職員の休暇による。
【任用期間】 原則令和3年4月1日から令和4年3月31日(以降1年単位で更新可能、最長3年間まで) ※採用の日から1カ月は条件付採用の期間とし、その間の職務を良好な成績で遂行した場合に正式採用となります。
【給与】月額182,200円~247,600円 賞与あり(年2回) 時間外勤務手当については活動状況により支給
【待遇・福利厚生等】 (1)1年目は中泊町会計年度任用職員(地方公務員法第22条の2第1項第2号に規定するフルタイム会計年度任用職員)として採用されます。2年目以降は文化観光交流協会職員として採用を予定しております。 (2)健康保険、厚生年金、公務災害補償、雇用保険に加入します。 (3)活動用車両(公用車)は町で準備します。 (4)事務用として必要なパソコンは、町から貸与します。 (5)住宅については、町が住宅を準備しますが、光熱水費等の生活に必要な費用等は自己負担となります。 (6)生活や通勤の移動手段として自家用車は必要不可欠です。自家用車等の用意をお勧めします。 (7)地方公務員上の服務規定が適用となります。 (8)町の規定に準じて通勤手当、出張・研修旅費等を別途支給します。
【選考の流れ】 (1)1次選考(書類選考) ①応募受付締切は、令和3年1月15日(金) ※必着 ②郵送での受付となります。なお、提出した書類は返却しません。 ③提出書類 ・応募用紙 ・住民票の写し ・自動車運転免許証の写し ④第1次選考の結果は、随時文書による通知を予定しております。 (2)第2次選考(面接等) ①第1次選考合格者を対象に第2次選考を行います。 日時及び会場等の詳細については第1次選考の結果の通知の際にお知らせします。 ②現地までの交通費等は自己負担になります。 ③第2次選考は、令和3年2月1日~2月28日を予定しております。 ④令和2年11月23日から25日の2泊3日でお試し地域おこし協力隊ツアーを開催しますので是非ご参加ください。(先着10名)


募集要項
2020/11/22 〜
〜11月25日までの2泊3日
無料(現地までの交通費は自己負担)
「新青森駅」もしくは「五所川原駅」
・定員:10名 ・最小催行人数:1名 ・解散場所: 「新青森駅」もしくは「五所川原駅」 ・スケジュール: ●1日目 10:30新青森駅 集合 ===11:30津軽五所川原駅集合 ===11:50津軽五所川原駅 --------12:35津軽中里駅 ・・・昼食【くつろぎダイニング哲】 ・・・金多豆蔵人形芝居 ===小説「津軽」の像記念館 ===宿泊【美湊や】
●2日目 宿出発 ・・・小泊漁港内見学 ・・・のしいかづくり体験 ===マツカワガレイ養殖場見学 ===宮越家「離れ・庭園」見学 ===昼食【ピュアレストラン】 ===中泊町博物館 ・・・中泊町役場見学 町長との意見交換 ・・・宿泊【福助旅館】
●3日目 宿出発 ・・・松しま本店 ・・・駅ナカ「にぎわい空間」金多豆蔵人形芝居体験 ・・・9:49津軽中里駅----津軽五所川原駅 11:09JR五所川原駅 ----12:21新青森駅 解散
このプロジェクトの経過レポート
このプロジェクトの地域

中泊町
人口 0.83万人

青森県中泊町 水産商工観光課が紹介する中泊町ってこんなところ!
平成の合併により農業の町と漁業の町が一緒になった中泊町。大地の恵と海の幸が豊富にあり、中でも漁獲量青森県ナンバーワンの津軽海峡メバルは絶品です。また、疲れたときに海を見て癒されることもできるし、津軽平野を一望できる山登りをしてストレス解消することもできます。
このプロジェクトの作成者
青森県中泊町水産商工観光課です。
中泊町では、令和2年3月に中泊町観光ビジョン「大正浪漫」希望のまちづくりへの羅針盤を策定しました。