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- 「半農半X」「パーマカルチャー」スタイルで普代村の農業振興に貢献していただける方を募集しています!
複数のナリワイのうち、「農」を1つの稼ぎとする「半農半X型」や、持続可能な循環型の農業をもとに、人と自然がともに豊かになるような関係性を築いていく「パーマカルチャー」というデザイン手法を利用し、普代村の農業振興に貢献していただける方を募集しています!
私たち地球のしごと大學は、農業に関わると人も自然もみんな豊かに幸せになること。
農業の世界は、楽しいこと、心踊ることに満ち溢れていることを知っているからこそ、普代村の農業を共感いただける方と一緒に盛り上げていきたいと考えています。
農業振興と持続可能なこれからの農業への試行が課題
普代村の農業は、農家数の減少や高齢化が進むなどの農業構造の弱体化により、耕作放棄地となっている土地が顕在化、生産物価格の低迷や生産資材等の高騰により、後継者や担い手不足などが問題視されています。
これは日本全国の過疎地が抱えている農業問題とほとんど同一と言っていいでしょう。
また、この地域特有の冷涼な気象条件はメリット・デメリットの両方があります。
普代村は冬にはマイナス15℃前後まで気温が下がり、まさしく「天然の冷蔵庫」のような厳しい寒さを迎えますが、この寒さに耐えながら育った特産品の「寒じめほうれんそう」は葉が縮み肉厚に、糖度も栄養価も抜群に生育するとして、その品質に高い評価を得ています。
このような状況をふまえ、初夏に吹く「やませ(オホーツク海気団から吹く冷たい北東風)」を活かした、農作物の栽培技術の研究が行われていたり、今年9月には道の駅ふだいに「産直」がオープンするなど、日々生産振興が進んでいます。
しかし、東北の冷涼地での農業経営は特殊であるため、地域性に応じた「地域資源を活用した特色ある農業」や「生きがい農業」、加温のできるビニールハウスでの「施設栽培」など「多様な形態の農業」の展開を図り、村にとっての持続可能なこれからの農業への試行が必要である、というのが総論です。
そこで、この度今後の普代村における「多様な形態の農業」の試行を行っていただきながら、村の農業振興に取り組んでいただける方を募集することになりました。
複数の仕事・役割を越境しながら「農業」で普代村に貢献していただきたい
今後、農水省でも政策実装の期待が高まっている「半農半X型」で、パーマカルチャーのような農を含めた暮らしデザイン手法などを取り入れ、百姓的に複数の仕事・役割を越境しながら「農業」で普代村に貢献していただきます。
取り組んでいただきたい作物や分野は、米、野菜、キクラゲ、養鶏、養蜂などです。そして、9月にスタートする道の駅の出品物を増やすこと、結果として道の駅の賑わい創出、耕作放棄地の解消などが主なミッションになります。
3年後の出口の一つは独立就農になります。
「人・農地プラン」の指定を受け、自ら農地を借り、農家認定を受けていただき、独立就農に際しては補助金メニューの活用を検討してください。
最大5年間、年間150万円以上の生活補助金である農業次世代人材投資資金(但し2021年時点)などを活用することで長期スパンで安定した農業経営を目指していただければと思います。
こんな方に出会えたら嬉しいです!
・半農半X型の仕事を実践したい方
・持続可能な循環型の農業に興味のある方
・パーマカルチャーを実践したい方
・農業振興で普代村に貢献をしたいと思う方
・米、野菜、キクラゲ、養鶏、養蜂などの農業経験や農業技術をお持ちの方
なるべく多くの項目を満たす方に出会えたら嬉しいです。
「私のことだ!」と感じられた方、是非ご連絡・ご応募いただければと思います!
※地域おこし協力隊(個人事業主タイプ)の採用条件を想定しています。
※応募いただいた方や興味のある方には個別に対応をさせていただきます。
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岩手県普代村は岩手県北部沿岸北緯40度のところにある農山漁村です。
人口は約2,600人、面積は69.66k㎡で「県内では最も小さな村」ですが、県庁所在地の盛岡市からは車で2時間。
向かう道中では「岩手の素晴らしい四季」を堪能することができます。
沿岸部の市町村では、先の東日本大震災にて居住地移転を余儀なくされる方が多く発生し、地域コミュニティ自体が崩壊してしまうケースも多々見られました。
しかし、普代村では防潮堤代わりとなった巨大水門により津波の被害を免れ、村の中心部はほとんど被害を受けなかったため、良質なコミュニティが残されたことが商店街の活気に繋がっています。
子ども園、小学校、中学校が一つずつあり、高校生まで医療費無料や保育料無償、15万円から30万円の出産祝金の贈呈など、子どもは村の宝だという認識のもと子育て世代のサポートに力を入れています。
2021年4月からは岩手県で初めてとされる常時預かり型の森のようちえん「つちのこ保育園」が開園。村内はもちろん県内全域から注目を集めています。
地球のしごと大學は、NPO法人地球のしごと大學が主催する市民学校です。年齢、地域、職種、立場、経験の異なる仲間とともに「地球の未来をつくる農山漁村のしごと」を学び続けながら私たちの可能性を広げていきます。実績▶︎全12学部を全国展開で運営 / 学部卒業生は累計700名以上 / 森のようちえん「つちのこ保育園」の運営
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