【体験】県内農産「加工品」や「生鮮食品」のセレクトショップ・カフェで地域の魅力を発信
体験する
公開日:2021/06/21
終了日:2025/03/31

【体験】県内農産「加工品」や「生鮮食品」のセレクトショップ・カフェで地域の魅力を発信

もっと見る arrow

可愛い小瓶に入ったかつらぎ町の「手作りジャム」、有田川町で作られた「山椒味噌」に、本宮産の「まこも茶」・・・見ているだけで心弾む商品が、優しい色合いの店内に並んでいます。

ここは、和歌山市の県庁近くにある「くくたちshop+cafe」。Uターンした正田明日香さんが「和歌山の農業を応援したい」との想いで立ち上げた、県内農産の「加工品」を中心としたセレクトショップ&カフェです。

店名の 「くくたち」 とは、カブの昔の呼び名。カブは今でも土地ごとに種類のあることから、「地方もそれぞれが特色を生かし、元気になってほしい」という願いが込められています。

店頭に並ぶ商品は、和歌山県内の生産者を直接訪ねまわり「美味しさ」はもちろん「商品にかける想い」などに触れ、正田さんが「本当にいい」と思ったものだけを厳選。

そのこだわりは、商品一つひとつに添えられた手書きのPOPカードからも伝わってきます。原材料の育て方や独自の製法、美味しい食べ方の提案など。ホームページにはさらに詳しい情報や作り手の人柄なども。

店の奥には「実際に味わって魅力を感じて欲しい」と、商品を使ったスイーツやドリンクが楽しめる8席程のカフェスペースも併設しています。

今年の春からは、加工品のほかに「有機野菜」「ジビエ」「魚介類」など生鮮食品のネット販売がスタート。生産者と直接交流ができるマルシェや稲藁を使ったワークショップなど、よりお客さんに親しんでもらえるようなイベントにも力を入れています。

「生産者とお客さんを結ぶ」和歌山の魅力を伝える仕事体験

パッケージにもこだわりのある商品を揃える「くくたち」には、日常使いでもちょっとした特別感のある一品だったり、贈り物などを求める県内の方が多く訪れるそう。

この体験では、「地元の方が知らない和歌山のいいもの」をゆっくり見てもらうための接客や商品の準備、POPカードの作成など、正田さんがお店で行なっている「生産者とお客さんを結ぶ」仕事のお手伝いをします。

「モノを売るだけじゃなくて、商品から地域や食文化などの多彩な側面を伝えられたら」と正田さん。

まずは、店内の商品と作り手の特徴について詳しくお話を伺ったあとに、いくつかの商品の試食をしてみましょう。それぞれの魅力を味覚でも確かめてみてください。

現在、「くくたち」で取引中の農家はおよそ40軒。県内産地へ何箇所も足を運ぶうちに、農家以外にも漁師やジビエ組合、料理人など「食」に携わる人々との繋がりが広がっていきました。

作り手との交流では、会うたびにそれぞれの現場や地域の話を聞いたり、情報交換を頻繁に行なっているとのことなので、当日はさまざまな角度から「和歌山の食の“今”」を知る正田さんに詳しいお話を聞いてみてください。

また、「移住して食に携わっている方もたくさん知ってますので、興味がある方には紹介や案内をすることができるかもしれません」とのことです。

食や地域の魅力を発信したい人に出会いたい

正田さんは大学進学を機に和歌山を離れ、環境問題について学びながら、授業内で農業にも触れてきました。卒業後、いったんは電気部品メーカーに就職しますが、農業に携わりたい気持ちが抑えられずに会社を退職します。

その後、米農家で2年間働きながら感じた「“生産”はプロでも、“販売”の面で苦労している」という気づきを転機にUターン。和歌山市内で30年間空家だった祖父母の離れを改装し、同店の開業にいたります。

作り手との信頼を大切にしながら「商品の背景」を丁寧に伝えることで魅力を発信している正田さん。

「くくたち」での体験は、「食産業」や「地域」に対する視野や自分なりの関わり方の幅を大きく広げるきっかけとなるはずです。

イベント・ツアー内容

所要時間: 1泊2日、もしくは2泊3日

費用:無料(宿泊費別)※宿泊費は3,000円/泊補助されます。

最小催行人数:1 人

集合場所:和歌山市出口甲賀丁38-2

解散場所: 和歌山市出口甲賀丁38-2

スケジュール

◎1日目(13:00-17:00)
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.くくたちshop+cafe の仕事の説明
 ・くくたちで扱う各商品と作り手の特徴について
 ・いくつかの商品の試食
3.仕事のお手伝い
 ・接客のお手伝い
 ・商品の準備・商品紹介文の作成
※実際の仕事状況によって変更があります。

◎2日目(9:00-17:00)
1.仕事のお手伝い
 ・接客のお手伝い
 ・商品の準備・商品紹介文の作成

3日目(9:00-15:00)
1.仕事のお手伝い
 ・接客のお手伝い
 ・商品の準備・商品紹介文の作成
2.最後のまとめ
 ・体験の感想、質疑応答

主催:わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト
プロジェクトの経過レポート
2023/10/24

● 参加者からの感想が届きました!

正田さんの人柄が、とても優しく寛容であり、ここを体験先に選んで良かった!と何度も感じました。商品ひとつずつ、味や料理方法、生産者さんについても説明してくださり、商品への愛情をたっぷり感じました。
くくたちさんに関わる方々は皆さん素敵な方ばかりで、心地の良い場所でした。

農家さんや料理人さん、パティシエさんもご紹介いただき、歴史や背景、生き方、仕事へ思い、商品との向き合い方などをお聞きしたり、私の人生についての相談に乗ってくださったりと、至れり尽くせりの実りある時間を過ごさせていただき、感謝でいっぱいです。

おかげさまで、和歌山に移住したい欲が高まりました!

楽しい3日間でした。ありがとうございました。

2023/07/10

● 参加者からの感想が届きました!

正田さまはじめ、とりとんファームさまやファームゆうきさまなど、かかわられている方々との時間はすごく濃い時間となりました。
皆さんの言葉の端々から、お仕事に対するこだわりや手がけるものに対しての愛情が、ひしひしと伝わってきました。

また、改めて「移住」に対して自分が何を求めているのか、考えさせられる3日間でした。
自分のなかでさらに深く落とし込むよう努めたいと思います。

商品紹介用の写真もほめてくださり嬉しかったです。
最後の日に和歌山移住が決まったという方に出合えたことに、縁というものもはたらいている気がしてなりません。この3日間で出合った方々のタイミングと思い切り、行動力も忘れてはいけないんだなと、感じられました。

本当にお世話になりました、この先もお邪魔する機会があれば、伺いたく思います!

2023/03/06

● 参加者からの感想が届きました!

頭で考えるだけでなく、実際にお試しという形でも現地に足を運び、交流することの大切さを身をもって知ることができました。貴重な機会をくださりありがとうございます。

登録しよう!

にユーザー登録して もっと活用しよう!無料

  • 地域をフォローできるようになり、地域の最新情報がメールで届く
  • あなたのプロフィールを見た地域の人からスカウトが届く
  • 気になった地域の人に直接チャットすることができる
和歌山市
わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクトが紹介する和歌山市ってこんなところ!

関西国際空港に一番近い中核市で歴史と自然とレジャーを満喫!
・大阪中心部から電車や車で約1時間、関西国際空港からもリムジンバスで約40分という近さです。
・公共施設、医療施設、教育施設などが充実しています。
・快適で安全な生活環境を実現させるため、基幹道路網や生活道路の整備を進めています。
・海水浴場や温泉などの観光資源が豊富にあり、釣りやマリンスポーツなどのレジャーが充実しています。
・万葉時代からの景勝地「和歌の浦」が日本遺産に認定されました。

わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト
わかやま定住サポートセンター

東京都に住みながら、キャリアコンサルタントとして、和歌山の仕事の情報発信や、職業体験の企画をしています。

和歌山のこと、お仕事のこと、なんでもお気軽にご連絡ください。

35
※興味あるを押したあと、一言コメントを追加できます。
訪問しました!
移住決定しました!
{{WANTED_TEXT}}