募集終了

レッジョ・エミリアのような街へ! 津和野町の「0歳児からのひとづくり」ビジョンのもとで表現力を育む 芸術専門士(アトリエリスタ)を募集中!

最新情報

プロジェクトの募集が終了しました。

2022/03/20

経過レポートが追加されました!「津和野町の教育魅力化コーディネーター活動報告会のお知らせ」

2022/02/02

人口7000人の島根県の西部の小さな町、津和野町。 この町には、「0歳児からのひとづくり」というビジョンのもとで、 新たな教育のカタチを創造しようとチャレンジする仲間たちが多く集まっています。

その中の1つのプロジェクトが、イタリアの「レッジョ・エミリア・アプローチ」を参考にした、芸術家を保育園や学校に派遣し、子どもたちの創造力や表現力を育てることを目指した「芸術士®︎派遣事業」という事業です。

2015年より、香川県の高松市の事例を参考にして事業を開始し、試行錯誤しながら現在まで進めてきましたが、今回、事業をあらためて再構築し、来年度より発展的なプロジェクトを進めるべく、新たにチャレンジに取り組む仲間を募集します!

「まち全体がアトリエ」を目指し、町中どこでも表現できるように

芸術士®️派遣事業は、香川県の高松市の事業をモデルに、2014年より津和野町でも取り組みが始まりました。過疎化・少子化の影響もあり、子ども同士で山や川をかける自然体験や創作活動を行う機会が少なくなっていました。芸術活動を通して、幼児期の豊かな感性や創造力を伸ばすことがひとづくりの土台になるのではないか、と考えたことが発端でした。

そして活動は、イタリアの「レッジョ・エミリア・アプローチ」を参考にして、進めてきました。

レッジョ・エミリア・アプローチでは保育園内に「感じた事をすぐに深め、成果にできる場」として、あらゆる材料や知的なコンテンツを揃えた「アトリエ」が配置されています。そしてそこには、子どもたちと「自ら学ぶ」楽しさを共有するスタッフとして「アトリエリスタ(=アトリエの人)」が配置されています。

津和野町の芸術士®️(アトリエリスタ)も、芸術の専門知識を教えるものではなく、日頃の遊びや身近なものを題材としたアート活動を通して感性と想像力を豊かにし、子どもたちが自ら「学ぶ」ことのできる時間と環境を整える存在です。 (芸術士®️をまとめた記事 https://note.com/finedu_story/n/nd56692171200)

普段は直接、保育園や学校を訪問してアート活動を企画したり、連休中や放課後にアートイベントを企画しています。訪問だけでなく、小さなアトリエ環境を作り、いつでも表現できる環境づくりにも力を入れています。 そういった活動を通して、五感を通して自分の思いを色や形、言葉を使って表現をする事で、技術や創造力だけではなく、時間や人の気持ちなど、目に見えないものを想像する抽象的な思考も育みます。

個々の感性を育むだけでなく、アートを通して学校や地域がつながる環境づくり・まちづくりを目指し、「まち全体がアトリエ」の社会を創造していきます。

ビニールをつなげてつくった大きな風船「カラフルハウス」
ビニールをつなげてつくった大きな風船「カラフルハウス」
30mの大蛇を描く、好きな絵の具を好きなだけ使ったアート活動
30mの大蛇を描く、好きな絵の具を好きなだけ使ったアート活動

表現する喜びと力を、子どもたちに伝え、アートを仕事にしたい人

プロジェクトを通じてこんな人と会ってみたいです! ・表現することの喜びや楽しさを、子どもにも伝えられる人 ・大人や親にも一緒に表現することの楽しさを伝えられる人 ・アートや表現活動でより良い社会や豊かな暮らしが創れると考える人

やってみたいこと ・アートや表現活動のイベント ・大人向けの表現活動・絵画教室(オンラインを含む)

表現する面白さや喜びを育み ありのままの表現を受け入れる 
表現する面白さや喜びを育み ありのままの表現を受け入れる 
上手や下手ではなく、 その子の表現を見つめるアトリエリスタ
上手や下手ではなく、 その子の表現を見つめるアトリエリスタ

このプロジェクトの経過レポート

このプロジェクトの地域

島根県

津和野町

人口 0.61万人

津和野町

中村純二が紹介する津和野町ってこんなところ!

島根県の西部に位置する人口7,000人ほどの小さな町、津和野町。 山陰の小京都として、城下町の街並みをいまだに残し、 森鴎外や西周を輩出した、教育の町。 また、清流日本一に選ばれた高津川などの自然環境を持ち、 鮎やツガニ、すっぽんや山葵など個性豊かな食文化を生み出しています。

400年続く鷺舞や日本最古の馬場で行う流鏑馬神事など 独特の伝統文化も残し続けています。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

縁もゆかりもなかった島根県の津和野町に来て9年が経とうとしています。 当初、ずっとこの町にいたいと思い移住したというより、魅力的な仕事ができるということで、ここに来た部分が強いと思います。 毎年毎年新たなチャレンジができ、自分の問題意識にあったプロジェクトを行政や学校、町の人と一緒に展開してこれたことが、結果的に9年楽しく仕事をし続けられた理由かなと思います。いつのまにか9年経ってしまった感じです。

Loading