養殖筏の上で子どもの笑顔が溢れる水産現場は三重県にあり。未来の水産業の在り方を共に考えるプロジェクト。
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2021/01/31三重県の自然豊かな伊勢志摩の南端、入り組んだリアス式の海岸が特徴的な南伊勢町。38の集落の中でも真鯛の養殖が盛んな地域 阿曽浦に【友栄水産/まるきんまる】はあります。
飼料にこだわり、さっぱりとした味わいの三重ブランド「伊勢まだい」の養殖・販売を中心として、マハタ、クエなどの地元天然もの魚介類を養殖のほか、鮑やサザエといった水産物の卸、干物などの加工品の製造を行っています。
友栄水産では、開かれた漁業を目指して、小型定置網を使った漁師体験・漁村を感じる漁師のいるゲストハウス「まるきんまる」も運営しています。
「生簀に飛び込む体験」や「つぼ網漁体験」など、漁師の仕事場で子どもたちの笑顔が広がります。漁師体験で獲った魚を子どもたち自らの手でさばいて食べる「魚さばき体験」をはじめ、特別な漁村の時間を提供しています。
2020年春、新型コロナウイルスの影響によって「食の流通」が止まり、私たちが育てる「伊勢まだい」も月に約2万匹の行き場を失いました。その中で決意してはじまったのが、伊勢まだいを直接お客様にお届けする「5670/コロナゼロ」プロジェクトです。
WEB魚捌き方教室に漁師体験。マルチな漁師の元で働いてみませんか?
「5670/コロナゼロ」プロジェクトは、5,670尾の伊勢まだいをご自宅にお届けしてお客様自身に魚を捌いていただき、食べる喜びと命への感謝を感じていただくプロジェクトです。 たくさんのメディアや口コミで応援をいただき、2020年6月19日に目標数を達成しました。
「いただきます・ごちそうさま」、たくさんのお客様の声で「人が食すために育て上げた真鯛」の命のバトンが繋がりました。
ただ魚を育てる・獲るだけではなく、生産から流通・加工・販売まで。友栄水産での研修を通して魚と人に向き合いながら、未来の漁業・漁村につなげる何かきっかけになればと思っています。
「魚が捌けるようになりたい!」「漁業を体験したい!」という方を大募集!
プロジェクト募集を通じ、友栄水産では下記のような方とお会いできることを楽しみにしています。
・海の仕事に関心のある人 ・地方での働き方や持続可能性に関心のある人 ・新たな流通の流れに関心のある人
これからの漁村の未来を共に考えたい大学生・社会人を募集
今回働いていただく友栄水産では、鯛の養殖、販売が事業の中心となっています。真鯛をはじめ、マハタ、クエ 地元天然もの魚介類を養殖のほか、鮑やサザエといった水産物の卸、干物などの加工品の製造までを行っています。
友栄水産のプロデュースするプロジェクトを通じ、下記のような体験がしてみたい!という方はお気軽に「興味ある」「応募したい」のボタンをクリックください!
・養殖業や漁師の現場を体験できます。 ・生産から流通、販売と一連の流れや漁業を取り巻く現状などを幅広く理解できます。 ・研修後には「一人で魚をさばける」ようになります。
※プロジェクト参加者のタスクとメリット
本プロジェクトは、「令和2年度農山漁村振興交付金人材発掘事業」の体験研修プログラムとして実施されるため、参加者の方には日報・報告書の作成や、キャリアカウンセリングの受講などをお願いする一方、農山漁村での活動期間中の奨励金の支給や、農山漁村までの交通費補助(上限あり)の支給を行う予定です。
またプロジェクト期間の前後を通じて、受け入れ団体や地域のことをよく知っているコーディネーターが、みなさんを伴走支援しますので、地域のこと・しごとのこと・その他なんでも相談してください。詳しくは、プロジェクト参画決定前のリモート面談の際にお知らせします。
※プロジェクト参画から終了後までの流れ
SMOUTの画面で「応募したい」を押す →事務局(★)からのスカウトメールを送付 →受け入れ団体などとのリモート面談の日程を決めて面談実施 →参画決定 →プロジェクト参加 →報告書の提出と、活動奨励金等の支給手続き →プログラム終了後のコーディネーターによるフォローアップ (★)事務局 各地の受け入れ団体やコーディネーター、みなさんとのやり取りを担当します。 NPO法人プラットフォームあおもり(担当:米田) https://smout.jp/scoutees/21147
募集要項
2020/10/31 〜
このプロジェクトの地域
南伊勢町
人口 1.10万人
おうやま 昇が紹介する南伊勢町ってこんなところ!
今回体験を行なっていただく南伊勢町は、三重県の東部に位置する小さな漁師町。三重県志摩半島一帯からなる・伊勢神宮有する「伊勢志摩国立公園」には、例年多くの観光客が訪れます。
プロジェクトを計画する友栄水産は、2018年に小型定置網を使った漁師体験・漁村を感じる漁師のいるゲストハウス「まるきんまる」を開業。学校では学べない大切なことを子供たちに伝え、より開かれた漁業を目指し、これからの漁村のあり方を常に考えておられる方です。
漁村に生きる人々は、海の恵みに感謝して生きる自分たちの暮らしに誇りをもっています。しかし時代の流れとともに、町からは若者の姿が消えていきました。日本にある田舎の多くが抱える問題を、この町も同じように抱えているのです。
ではいま、田舎に残っているものってなんだろう。海・自然・食・そして人のつながり。いまでも暮らしに根づくこの「当たり前」が、もしかしたらこれからの「アタラシイ」価値になるかもしれない。
海の上で働く漁師として、自然とのかかわりを次世代につなぐ役割を果たすため、友栄水産は漁村の未来を共に考えてくれる仲間を募集しています。
このプロジェクトの作成者
高専2年生の時にバックパッカーでヨーロッパを一周し、「行動」と「自己実現」の重要性を感じました。帰国後は、NPOや地域活動に積極的に取り組み、地元を盛り上げたいという気持ちが生まれました。
高専卒業後は地元のIT会社に就職するが、都市と地方の機会格差をなんとかしたいという想いが強くなり、昨年に起業の道を選びました。
好きな言葉は、「人・本・旅」です。