移住先の地域によっては、気候の特性などから暮らしにかかる費用も異なります。移住後の生活にかかるお金のことは各地域の移住相談窓口で相談してみましょう。 地域と都市部で必要な資金の差や、移住を踏まえた生涯を通じてのマネープラン全般に関しては、ファイナンシャル・プランナーに相談するという方法もあります。 地域によってはファイナンシャル・プランナーを交えた移住セミナーを企画していることも。プロジェクトページをチェックしてみましょう。

知っておきたい!移住に関わるお金のこと
移住や多拠点生活、興味はあるけれど先立つものはやはりお金のこと。 ライフプランや将来設計はもとより、移住するにはどのくらいの費用がかかるのかなど気にはなるものの、どこから整理していったらちよいか悩んでいる方は少なくないはずです。 移住したら思ったりも生活が大変になってしまった…ということがないように、移住前から綿密なマネープランを検討しておくことが大切。また、さまざまな地域で移住に関わる費用を助成してくれる制度が設けられています。 こちらでは、移住を検討するにあたってのマネープランの立て方に関わる情報や、各種支援金・補助金の情報をまとめてみました。
■ 移住に関わるお金の相談窓口はどんなところがありますか。
■ 移住支援金とはなんですか?
地域での起業や就職、東京圏からUIJターンにより移住する方を対象に都道府県・市町村が共同で支援金を交付する制度があります。各自治体が主体となって行われており、実施期間、支給額などは自治体ごとに異なります。
一般的に世帯の場合は100万円以内(18歳未満の世帯員を帯同して移住する場合は18歳未満の者一人につき最大100万円を加算)、単身の場合は60万円以内で都道府県が設定する額が支給されます。 移住支援金を受けるための要件はいくつかあり、全てを満たす必要があります。
①【移住元】東京23区の在住者または東京圏から東京23区へ通勤している者 ②【移住先】東京圏以外の道府県又は東京圏の条件不利地域への移住者(移住支援事業実施都道府県・市町村に限る) ③【就業等】地域の中小企業等への就業やテレワークにより移住前の業務を継続、地域で社会的起業などを実施
■ 地域への移住にあたり、移住支援金以外の補助金や助成制度にはどのようなものがありますか?
各地域で下記のような費用に関わる補助金や助成制度が設けられています。要件や金額、申請方法などはSMOUTの地域ページで概要をご紹介しています。参考になさってみてください。
・お試し移住時の旅費・宿泊費 ・引っ越し費用 ・マイカー取得費用 ・住居取得費用 ・リフォーム費用 ・子育て支援金(医療費の無償化、保育料・学童保育の無償化、通学パス定期の支給制度など)
■ 補助金・支援制度の種類などで移住先を決めてもいいのでしょうか。
地域が提供しているさまざまな支援制度は魅力的ですが、制度が充実しているかどうかだけで移住先を決めてしまうのは危険です。 移住の目的は補助金の取得ではなく、あなたが自分らしく暮らせる環境に身を置くこと。 海や山の近くが良いのかをはじめ、地域の中でやりたいことや挑戦をしてみたいことを第一に移住先を考えましょう。補助金などの支援制度は、あくまで地域での新たな生活を始めるにあたってのサポートと捉えることが大切です。
■ 補助金制度を利用するメリットやデメリットを教えてください。
各種補助金制度を活用するメリットは、移住にかかる自己負担費用を軽減できること。 一方デメリットとしては、一連の手続きに時間や手間がかかることが考えられます。
制度を最大限活用するためにも、事前に手続きの手順や期日などをしっかりと確認することが大切です。 SMOUTではさまざまな地域からプロジェクトとして各種支援制度に関する紹介や、地域情報ページで情報を掲載しています。地域ごとにユニークな制度が設けられていることもありますので、ぜひこまめにチェックしてみてください!
地域情報ページはこちらから探すことができます。 https://smout.jp/areas