デメリット1:家賃や物価が高い
沖縄に物資を運ぶのに必要な飛行機やフェリーなどの輸送費が上乗せされるため、食品をはじめとした生活用品の物価は高めです。個人で通販を利用する際の送料も追加費用がかかるケースも多くあります。
エリアによっても異なりますが、観光業の発展による開発や賃貸需要が高い傾向も相まって、家賃相場も高めの傾向にあります。
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デメリット2:台風や塩害の影響を受けやすい
台風などの天候の影響により飛行機や船が欠航すると、島から出る手段がなくなってしまうこともデメリットのひとつ。日頃から食糧の備蓄をはじめとした非常時の備えが必要になるほか、ご近所の方と積極的に関わりを持っておくことが大切です。
また高温多湿かつ塩分を含む風が吹くことが多い沖縄では、日頃から車やバイクはもとより、建造物に使用される鉄筋の塩害にも気をつけなければなりません。
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デメリット3:車なしで生活できる地域が少ない
電車やバスなどの公共交通期間の路線や本数が限られる沖縄では、車を所有していないと不便に感じることも多くあります。車社会であるがゆえの交通渋滞に悩まされるケースも。
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デメリット4:暮らしに関わるサービスや施設が限られている
学校や病院、スーパーなど、暮らしに関わるサービスや施設が限られている点もデメリットとして挙げられます。県内の島の規模にもよりますが、島内に十分な医療施設がなく、緊急の医療ケアや専門的な治療を受けることが難しい状況に直面する可能性もあります。
そのほか子供の習い事の選択肢や、地域によっては進学先の高校の選択肢が限られるケースが考えられます。子供と一緒に移住する場合、高校や大学など学齢が上がった際の進路も含めて家族でよく話し合っておくことも大切です。